ライフ

升毅流「いか丸ごと焼きそば」 旨味たっぷりの豪快メニューで「ワタのコクもたまりません」

海鮮と白ワインの旨味で大人の味わい「いか丸ごと焼きそば」

海鮮と白ワインの旨味で大人の味わい「いか丸ごと焼きそば」

 自宅マンションの隣室を借りて、仲間たちと芝居の話をしながら酒が呑める「居酒屋・ますや」を月2回ほど開催している、料理好きの俳優・升毅。そんな升が、いかを丸ごと使った、お酒にも合う「焼きそば」を振る舞ってくれた。升が語る。

「いか1杯を余すところなく使う、豪快なメニューです。いかをさばくのは意外と簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。いか、シーフードミックス、帆立を白ワインで蒸し煮にした汁を麺に含ませることで、旨味たっぷりの味わいに。最後に加えるワタのコクもたまりません。ビール、ハイボール、白ワインなどにぴったりの、大人の味わいです」(升)

 升による特製レシピを紹介する。

海鮮と白ワインの旨味で大人の味わい「いか丸ごと焼きそば」

■材料(2人分)
するめいか…1杯
オリーブオイル…大さじ1
チューブのにんにく…約2cm分
シーフードミックス(冷凍)…100g
帆立(ボイル)…4コ
白ワイン…50ml
焼きそば麺…2玉
塩…小さじ1/2
こしょう… 少々

■作り方
【1】いかはワタ(内臓)ごと足を引き抜き、くちばしを取る。足は3cm長さに切る。胴は内側にある軟骨を引き抜いて洗い、1cm幅の輪切りにし、さらに半分に切る。エンペラ(三角形の部分)も食べやすい大きさに切る。ワタはとっておく。
【2】フライパンを中火にかけてオリーブオイルを熱し、にんにくを入れる。香りが立ったら【1】を入れて炒める。シーフードミックスと帆立を加えてさらに炒め、白ワインを加える(焦げつく場合は水を適宜差す)。ふたをして2分程蒸し煮にして火からおろす。ボウルとザルを用意し、具と煮汁に分ける。
【3】麺を【2】の煮汁にひたしてフライパンに入れてほぐし、煮汁も加えて炒める。
【4】【3】に【2】の具、塩・こしょうを加えて炒める。フライパン上で【1】のワタを手で絞り出して加え、炒め合わせる。
【5】器に盛り、お好みで小ねぎを散らし、レモンを添える。

【プロフィール】
升毅(ます・たけし)/1955年生まれ、東京都出身。1985年に演劇ユニット「賣名行為」を結成。1991~2002年は劇団「MOTHER」を主宰。主演ドラマ『旧車探して、地元めし』が映画チャンネルNECOで放送中。

■YouTubeで升毅の料理動画公開中(https://youtu.be/DivrHD2AxPY

撮影/阿部吉泰

※週刊ポスト2023年3月24日号

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン