壱岐市役所が運営するYouTubeチャンネルでは「いきっこ留学」の意義を解説する動画が公開されている。留学先の室内の様子
「子ども(里子)たちは『僕たちが守るから』と言ってくれています。ただ、周りの人たちが理解してくれても、どんどんニュースが拡散され、学校や教育委員会や壱岐市長、ほかの里親さん、里親制度自体にも問題が広がっていて申し訳ないです。『こんなふうに話題になってしまった自分が里親を続けることは、もう世間が許さないよな』と、妻とも話をしていました」
中学2年生のときから預かっている隼都さんについて、「わが子同然」と語る。
「私のことを『お父さん』と呼んでくれていた、うちの里子では一番長くいる子です。よく家事の手伝いをしてくれて、自分が手がけているイベントの手伝いもしてくれたりして、たくさんの時間を過ごしてきました。うちでは一番長い子だからわが子同然。彼ならばわかってくれるというところに慢心していたのかもしれません。
隼都くんのお父さんと一緒に、相談しながら探しています。1日でも早く見つけたい。なんとか生きて帰ってきてほしいです」
隼都さんは身長約175センチで痩せ型。白と紺色のボーダー柄のセーターと、紺色のズボンを身につけていた。情報提供は壱岐署、0920-47-0110まで。1日も早い発見が待たれる。
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