(写真/PIXTA)

幅広い年代の友達が助けてくれることも(イメージ写真/PIXTA)

 近くに住み、助け合うことで友人と親交を深めた石井さんとは対照的に、インターネットを駆使して世界中に友達を作った女性もいる。

「オンラインでも友達ができるの?とよく聞かれますが、私が所属しているSNSは毎日顔を出しておきたい、まるで実家のようにくつろげる場所です」

 そう語るのは、世界最高齢のコンピュータープログラマーの若宮正子さん(88才)。いまから30年ほど前、58才だった若宮さんは雑誌でパソコン通信の記事を読んだことがきっかけで、周辺機器を含めて40万円かけてパソコン一式を購入。独学で知識を身につけた。パソコンを通じて友人を作るひとつのきっかけとなったのは1999年にシニア世代向け交流サイト「メロウ倶楽部」の創設に参加したこと。

「私は還暦の前後からネットを介して外の世界とつながることができました。ネット上には10代から90代まで幅広い年代の友達がいて、みんなが私を助けてくれます。プリンターが壊れたときは10代の男の子が相談に乗ってくれました。2018年の園遊会で着た、エクセルで作った柄をデザインした『エクセルアート』のドレスも友達が作ってくれたんです」(若宮さん)

 インターネット上の交流が心の支えとなり、大きな困難を乗り越えたこともある。

「92才になる兄が2年前に足の骨を折って入院したときも、助けてくれたのはメロウ倶楽部の会員の友達でした。兄は早くに連れ合いを亡くしていましたが、骨折を知ったメロウ倶楽部の会員の若い女性たちが『心配してたよ』『頑張って』と声をかけてくれたことが励みになり、頑張ってリハビリして歩けるようになりました。ただし若いと言っても70代ですけれど……(笑い)」(若宮さん)

※女性セブン2023年5月25日号

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