「2児の母かつ会社員経験の長かった和田さんは、ママ目線、市民目線を大事にしています。『寝ている赤ちゃんや夜勤明けの方々の迷惑になるし、税金の無駄遣いだから』と選挙カーを使わず選挙活動を行う姿勢に好印象を持った区民は自分も含め多いはずです。
『議会に行くたび交通費として支給される3000円は、実費以外は受け取りません』ともアピールしていて、庶民感覚を持った方なんだなと感じていました。しかしブランドバッグの偽物を売ってまでして、2000円儲けるというのには理解に苦しみます……」
和田氏は一般男性と結婚した翌年、足立区に自宅としてマンションを購入している。地元の不動産関係者が語る。
「駅近で築16年の人気分譲マンションです。ファミリー層向けで、部屋は約65平米で3LDKほどありますよ。2014年に夫婦名義で購入していて、当時の価格は約3000万円ほどはしたと思います。不動産価格が安い時期に購入されていますからね。今は値上がりして、売却すれば買値よりも高値で売れるはずだと思いますが……」
和田氏が辞職を表明したツイートには、本人が謝罪する動画もつけられていた。動画では《今後、私にできることは4年間をかけて足立区内の各世帯を回ってお詫びをすることからだと思っています。その先については、お許しをいだけるのであれば足立区のお役に立てることをできたらと考えています》とも語っている。
はたして4年後、和田氏が区議として舞い戻ることはあるのだろうか──。