芸能

織田裕二、30年ぶりに脇役を快諾した深い背景 「え、主演じゃない?」「トレンディ俳優の終焉?」の声も

3年ぶりの民放連続ドラマ出演が決まった俳優・織田裕二(時事通信フォト)

3年ぶりの民放連続ドラマ出演が決まった俳優・織田裕二(時事通信フォト)

 1990年代に一世を風靡して以来、超一流俳優の1人であり続けてきた織田裕二(55才)の3年ぶりの民放連続ドラマ出演が、業界内外をざわつかせている。次作は、7月スタートのテレビ朝日系『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』(火曜午後9時)と発表されたのだが、「30年ぶりの脇役出演」になった。

実に1993年のドラマ『素晴らしきかな人生』で、主演の浅野温子(62才)の相手役を務めて以来となる。

 織田の経歴は、華やかだ。1991年に鈴木保奈美(56才)主演の『東京ラブストーリー』の“カンチ”役でブレーク。1997年の『踊る大捜査線』シリーズで人気を不動のものにしてからは、「主役以外のオファーは恐れ多くてできないトップクラスの俳優になりました」と、ある芸能関係者は振り返る。

 本人の主役へのこだわりもあったが、昭和末期から平成初期にかけてのトレンディドラマ全盛期に「視聴率男」としての実績を積んだだけに、出演料も高騰。脇役でやすやすと手を出せるレベルでは無かったことも一因だったという。そういう事情もあり、2000年代以降は、出演作も数年に1本と露出度も限られていた。

 そんななかで受けた脇役のオファー。この発表にネット上では「え、主役じゃなくて脇役?」「トレンディドラマの主演級も終焉か」などの声があがった。前出の芸能関係者は、「主役にこだわり続ければ、これから先の出演作はさらに減る可能性もある。脇役への挑戦はそうした要因もあるのではないでしょうか」と分析する。

関連キーワード

関連記事

トピックス

隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
『1億2千万人アンケート タミ様のお告げ』(TBS系)では関東特集が放送される(番組公式HPより)
《「もう“関東”に行ったのか…」の声も》バラエティの「関東特集」は番組打ち切りの“危険なサイン”? 「延命措置に過ぎない」とも言われる企画が作られる理由
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン