沢村容疑者の自宅

沢村容疑者の自宅。散乱した部屋の中には飼い猫が

 当時から参加費用を募ってはいたものの“生業”ではなかったという沢村容疑者。パーティの主催だけで生計を立て始めたのは30歳の時だった。

「その頃からセクシー女優が参加する日とか、いろんな趣向に凝らしたパーティを開催するようになりました。SNSで参加者を募って、参加費は会によって5000円から6万円まで幅を持たせた。もちろん支払いは男性のみ。参加女性には僕が月額15万円から20万円支払ったり、1回ごとに3万円から5万円払ったり、女性ごとにまちまち。結果的にパーティの収益で生活していましたが、最初から営利目的でやってたつもりはないです」

 莫大な金を生んだパーティ。いつか警察が来るだろうという予感はしていたと沢村容疑者は語っていた。

「11月6日の14時頃、浅草の民泊でパーティをしている最中でした。バーっと10名ほどの刑事が部屋になだれ込んできて、『現行犯逮捕する』って。“ついに来たか”と思いました。元々、性格上慌てるタイプじゃないので冷静にしていました。刑事からも『随分落ち着いているね、本当に初犯なの』と聞かれた」

 生活面への不安は持っていないとも明かした。

「当面、暮らすだけの蓄えはあるので。そのお金で食い繋いでいくことは数年はできるかなという感じです。今後はどんな仕事をしようとかは考えていません。もちろんパーティの主催はしません。でも、参加はします。留置所からは1月12日に出てきましたが、その2日後にはパーティに参加したし、今日のこの取材前も別のパーティに参加していたくらいです。パーティの摘発はこれからも続くと思いますけど、やめなければいけない趣味でもないし、怖くはないです。ただ、迷惑をかけたメンバーたちには謝らなくてはいけないな、と思っています」

 このインタビューからわずか5か月で、再び逮捕された沢村容疑者。司法はこの無反省の男にどんな判断を下すか。

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