佐々木に声をかけた後、井口資仁元監督と話す白井一行球審(時事通信フォト)

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 藤本監督が今季限りで退任した場合、気になるのは次期監督だ。小久保裕紀二軍監督、城島健司会長付特別アドバイザーが有力候補とみられるが、現場の評判はどうなのだろうか。

「本来なら侍ジャパンの監督経験を持つ小久保二軍監督が最有力候補だが、指揮官としての能力に疑問符が付きます。ヘッドコーチを務めた2021年は打撃で作戦面を担当しましたが、思うような結果を残せずベテラン偏重の起用法が批判された。工藤前監督の後任選びの時も有力候補に挙がったが、就任が見送られている。来年から一軍の監督に抜擢するのも荷が重いのでは。城島会長付特別アドバイザーはユニフォームを着ていないし、本気で監督をやりたい思いがあまり伝わってこない」

 外部招聘の可能性が考えられる中、昨年までロッテの監督を務めた井口資仁氏はソフトバンクの球団内でも評価が高いという。

「ロッテで監督を5年間務めてリーグ優勝には手が届かなかったが、2020、2021年は2年連続2位に導くなど良いチーム作りをしていた。敵として戦ってソフトバンクの強さ、改善点を把握していると思います。現役時代はダイエーで新人から8年間プレーしましたし、小久保二軍監督、城島会長付特別アドバイザーと共に常勝軍団に引き上げた立役者です。外部招聘というより、古巣に復帰のイメージがファンの間でも強いのでは。まだ48歳と若いですし、監督就任の可能性は十分にあると思います」

 勝負の夏場で優勝争いから脱落するようだと、監督の後任人事がフォーカスされる。藤本監督はチームを立て直して評価を覆せるか。

工藤氏はWBC監督にも名があがる名将(写真/共同通信社)

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4番の柳田悠岐は3割超えで気を吐いているが…(時事通信フォト)

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