「新聞不況の中でも、羽生さんを一面にすると売れ行きがよくなるそうです。スポーツ紙にとって、競馬(G1)前日は一面が競馬関連になるのですが、今年5月にはあるスポーツ紙が競馬ではなく羽生さんのアイスショーの記事を一面にしたほどです」(スポーツ紙関係者)
だが、過去には羽生の「引退フライング報道」で大バッシングを浴びたスポーツ紙もあったという。
「昨年7月18日に羽生のマネジメント会社が翌日17時から会見を開くことを発表しました。すると、一部のスポーツ紙がマネジメント会社の会見に先んじて、翌朝の一面で羽生さんの『プロ転向』『引退会見』と報じました。本人の生声を待たずに報じたことで、SNS上ではフライング報道に批判が殺到したのです」(同前)
日本のみならず、羽生は世界的に人気で熱烈なファンも多い。前回のフライング報道がトラウマとなっているのだろうか。
「今回の結婚発表について、スポーツ紙の各担当者には直前に事務所サイドから報告があったそうです。しかし、前回のバッシング騒動を危惧して、結婚相手などを詮索するような記事はファンの反感や、本人と事務所との関係に溝が入ってしまう懸念があるため、取材すらしていないとか。
結果的に、本人発表を超える内容にできないため、羽生さんの結婚を祝福する著名人のコメントを引用するかたちで関連記事を報じるに至ったのです」(同前)
今後、羽生本人から結婚相手について、明かされる日は来るのだろうか。