芸能

松任谷由実がラジオで「調子いいです」と語った「LEDエクステ」 従来の“まつエク”との違い

「まつげ」にハマっているという松任谷由実

「まつげ」にハマっているという松任谷由実

 昨年デビュー50周年を迎えたユーミンこと松任谷由実(69才)は、これまでも顔の体操や白湯の習慣などさまざまな美の秘訣を披露してきた。そんな彼女が、いまハマっているのが「次世代のまつげ」だという。9月8日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ「Yuming Chord」(TOKYO FM)で、彼女はこう語った。

「最近は自分ではまつエクにシフトしてしまいましたね(中略)次世代エクステって呼ばれている『LEDエクステ』っていうのあるよって人から聞いて(中略)本当に持ちがいいし、刺激も少なく、調子いいです」

 現在ユーミンは、全54公演を行う全国アリーナツアーの真っ最中だ。70才近くになれば心身共に最盛期のようにはいかないものだが、彼女は精力的な歌手活動を続けており、さらに持ち前のファッションセンスやスタイル、美意識の高さをキープし続けている。いまも美の最先端をいくユーミンが実践しているという「LEDまつげエクステ」とは、どのようなものなのか。

 そもそもまつエクとは「まつげエクステンション」の略称で、自分のまつげに人工まつげを1本ずつ接着剤で装着し、まつげを長く際立たせる施術のこと。人工まつげを皮膚に直接接着させる「つけまつげ」と比べると、自然な仕上がりになるのが特徴だ。

 ユーミンがハマるLEDエクステは、そのまつエクの一種で、日本国内では2020年に世に出て以降、注目を集めている最新技術だ。価格は従来のエクステが100本で大体4000?5000円のところ、7000?8000円ほどとやや割高になっている。まつげ商材メーカー「Lash Colors」の代表を務める徳永侑子さんが話す。

「従来のエクステはグルー(接着剤)だけでまつげにつけていますが、LEDエクステでは専用のグルーを、LEDライトを使って光で硬化させてつけます。従来ですと、グルーが完全に硬化するまでに10分から3時間ほど必要でしたが、LEDエクステだとわずか2秒で完全硬化。施術後すぐに入浴や洗顔も可能です。

 また劣化に強く、毛先がきれいな上向きの状態を長時間持続できるので、1か月ほど経ってもつけたてのような美しさを保つことができます」

 さらにLEDエクステには、アレルギーや皮膚炎などの肌トラブルが少ないというメリットもあるという。

「エクステで生じるアレルギーの主な原因は、接着剤の主成分であるシアノアクリレートによるものです。シアノアクリレートが硬化する際に発生する揮発成分の刺激によって腫れたり、かゆくなったりするという症状が出るかたが多く、硬化時間が長いほど影響が出やすくなります。

 その点LEDエクステは、グルーに含まれるシアノアクリレートの量も少なく、2秒で完全硬化するため、揮発成分を発生させることがほとんどなく、刺激に対するリスクが低いのです」(徳永さん)

 ユーミンは敏感な体質で、果物やナッツなどにアレルギーがあることを公言しており、その面からもLEDエクステが合っていたようだ。

「松任谷さんがLEDエクステに興味を抱いたのは、野外フェスの強い日差しや潮風など、厳しい環境にも耐えられると知ったからだそう。長時間メイクをしたままだったりと、肌に負担をかけることが多い彼女にとって、LEDエクステは魅力的なのでしょう」(音楽関係者)

 その快適さゆえ、中高年にもファンを増やしているLEDエクステだが、目に強い光をあてることのリスクはないのだろうか。

「専用のシールを使うので、眼球に光が届く心配はありません。ただ微量の紫外線を発するため、日光アレルギーの反応があるかたは注意が必要です」(徳永さん)

 話題の次世代まつエク、あなたも試してみる?

※女性セブン2023年9月28日号

関連記事

トピックス

劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
佳子さまの「多幸感メイク」驚きの声(2025年11月9日、写真/JMPA)
《最旬の「多幸感メイク」に驚きの声》佳子さま、“ふわふわ清楚ワンピース”の装いでメイクの印象を一変させていた 美容関係者は「この“すっぴん風”はまさに今季のトレンド」と称賛
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン