「健康の秘訣は、大好きな仕事を続けること」
【100歳】堀野智子さん(福島県)
現役の化粧品販売員として活動する福島市の堀野智子さん。自宅から約7キロ離れた「ポーラ桜水ショップ」にはバスに乗って通勤し、顧客の家にタクシーやバスで訪問することも。鞄を持ち、しっかりとした足取りで歩く。
健康の秘訣は「ポーラの仕事を続けること、1日のサイクルを乱さないこと、毎晩の湯舟での軽い体操」と挙げる。食べ物の好き嫌いはなく、手作りの食事をきちんと摂ることも元気の源という。ポーラ歴61年、累計売上は1億2559万円(7月末時点)に上る。2023年8月には、「最高齢の女性ビューティーアドバイザー」としてギネス世界記録に認定された。
「お客様が綺麗になって喜んでいただけるのが嬉しく、やりがいがあります。人が喜ぶことが自分の幸せ。これからも生きている限り、大好きなポーラ化粧品の仕事を続けていきたいです」
「スポーツが大好き。毎日のプール通いが楽しいです」
【101歳】山口好子さん(鹿児島県)
沖永良部島の山口好子さんは毎日、近所のプールに通い、水中でのウォーキングやビーチバレーを楽しんでいる。プールでの運動を終えた後は、大好きなサウナで汗を流す。
「この施設が開園した約20年前から通っています。水中でのウォーキングは足への負担が軽いので、プールを何周も歩きます。寝たきりにならないよう、健康のために体を動かすことを心がけています」
このほか週2回、ゲートボールにも通うエネルギッシュな山口さん。スポーツはするのも観るのも大好きという。40歳で夫に先立たれ、上京。名門ゴルフ場「小金井カントリー倶楽部」に17年間勤め、田中角栄元首相のキャディーを務めたことも。最近はWBCを機に大谷翔平選手のファンになり、テレビで活躍を観るのが楽しみになっている。