ライフ

“サバイバルするアイドル”かほなん「キャンピングカーは動く自分の部屋」 DIYを駆使した車内を拝見

かほなんさんの愛車「ダイハツ ハイゼットカーゴ」。2年半で6万kmを走破した

かほなんさんの愛車「ダイハツ ハイゼットカーゴ」。2年半で6万kmを走破した

 キャンプブームとともにキャンピングカーの人気も高まっている。市場でも人気はここ10年でも右肩上がりで増加傾向にあり、昨年の新車・中古車の販売総額は762億円と過去最高を記録した(一般社団法人日本RV協会発表)。実際に所有するオーナーはどのようにキャンピングカーを活用し楽しんでいるのか。YouTubeで人気のアウトドア系アイドル「かほなん」さんは、「キャンピングカーは動く自分の部屋」だと語る。

 * * *
 キャンピングカーがあると「旅の幅や自由度」が広がります。好きな時やポイントで休憩できるし、ご飯も食べられます。また、電車や飛行機の旅では辿り着けない所まで行けて、その土地のいいところや美味しいものを発見できることも醍醐味です。

 私は2年半前にダイハツのハイゼットカーゴを新車で購入し、内装はホームセンターなどで調達した材料を使って、自分でDIYしています。これまでにかかった費用は10万円くらいです。木目調のシートを貼ったり、板を買ってきて収納棚兼作業テーブルを作ったりしました。

 この車は旅やアウトドアだけでなく、ふだんの足にも使っているのでほぼ毎日一緒にいる私の相棒です。朝の集合が早い仕事や遠方のイベントでも、前日から現地入りして車中で待機する時にも使っています。北は北海道から南は鹿児島まで移動しました。

 調味料や調理器具も揃っているのでここで料理もできますし、ペンや紙、テープなど文房具も揃っていて、「自分の部屋がそのまま車にある」感じです。YouTube動画の編集をする時は棚上のテーブルで作業しています。

 以前はベッドを備え付け状態にしていたのですが、後部座席が使えないので空間が無駄に思えて内装を作り直しました。車体最後部に収納棚兼テーブルを配置し、後部座席はシートを倒した上に絨毯を敷いています。3人以上で使う時は、シートを起こして4人乗りの車として使っています。

 就寝は絨毯の上です。無人島でサバイバルする私にとってはふかふかの絨毯で寝られるだけでも快適です(笑)。キャンピングカーの種類はいろいろありますが私はこの車が気に入っています。ぜひ自分に合ったスタイルを見つけて旅や車中泊を楽しんでほしいですね。

【プロフィール】
かほなん/サバイバルするアイドル=「さばいどる」としてソロアイドル活動のほか、登山や釣り、キャンプ活動中。アウトドアの様子を自身で撮影・配信するYouTube「さばいどるチャンネル」は登録者47万人

取材・文/上田千春

※週刊ポスト2023年10月6・13日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン