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《2023年ディナーショーお値段ランキング》チケットが高騰の傾向、6万5000円で初の王座を奪取した大物アーティストは

初の“お値段1位”に輝いたのは?

初の“お値段1位”に輝いたのは?

 すっかり秋めいてきた今日この頃。街路樹が色づけば、年末はすぐにやってくる──クリスマスシーズンに行われるディナーショーでは、歌手やタレントたちが己のステージで輝く。コロナ禍を乗り越えた今年、物価高騰が影響してなのか、例年よりもチケットの価格が上昇。NEWSポストセブンが調査を進めると、意外な傾向が見えてきた。

2年連続1位だった谷村新司さん

 2021年、2022年とお値段ランキングトップに君臨してきたのは今年10月8日に亡くなった谷村新司さん(享年74)。年末恒例のイベントとなっていたが、谷村さんは今年6月30日にディナーショー休止を発表していた。なお、昨年のチケット価格は6万9000円(税込、以下同)だった。

 そうしたなか、今年初めて王座に立ったのは玉置浩二(65)だ。チケットのお値段は6万5000円、昨年の5万4000円から大幅な“値上げ”となった。会場はグランドプリンスホテル新高輪「飛天」。「玉置さんとしては1994年7月以来、実に29年ぶりの“飛天ライブ”となるんじゃないでしょうか」(ファン)とのことで、その意気込みがうかがえる。芸能リポーターの川内天子氏もこう解説する。

「歌手として、『飛天』でディナーショーを行なうことはひとつのステータスです。ホテル利用の導線と一線を画した専用玄関があり、エントランスホールも豪華です。1000人以上が集客できて、食事も素材からワンランク違います。今年は22日から3日連続での『飛天』ですので、逆にこれくらいの料金でないと、主催側は採算が取れないでしょうね」(川内氏)

 2位には6万3000円で由紀さおり(76)、3位には5万8000円で近藤真彦(59)、五木ひろし(75)と続く。例年と違い、5万円を超えるチケットも決して珍しくなく、今年の「物価高」そのままに、ディナーショーでも値上げが止まらない印象だ。

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