毎年注目の聖子は
全体に価格高騰の傾向がみてとれる
一方、パフォーマンス面で注目なのは、玉置浩二と同じく「飛天」でディナーショーを行なう松田聖子(61)。お値段は5万2000円となっているが、川内氏は「松田さんの今後を占うステージになる」と予想する。
「松田さんのディナーショーはかつて、松田さんがかわいくぶりっ子を演じ、『聖子ちゃーん』と野太い男性ファンの歓声が飛ぶという構図がありました。ですが、昨年は娘である神田沙也加さん(享年35)を亡くしてから初めてのディナーショーでしたので、沙也加さんの歌を歌うなど、しめやかな雰囲気に終始していました。今年は紅白歌合戦に再び出演するという話もありますし、松田さんがどんな表情を見せるのか、今から楽しみですよ」(川内氏)
新たな姿を模索する松田の一方で、今年を「ラストショー」と決断した者もいる。「芸能活動は今年いっぱいまで」と公言している SMILE-UP.社長・ 東山紀之(57)のチケットは、ファンクラブ会員限定で販売がスタートしたが、既に応募が締め切られている。
「大阪と東京で4日にわたり公演が組まれていますが、チケットはファンの間で“プラチナ化”しています。帝国ホテル大阪『孔雀の間』の収容人数は約300人、ANAインターコンチネンタルホテル東京の会場は500人ほど収容できます。チケットは5万1000円とされており、物販を含めると4日間で約2億円の収益が見込まれるとも言われています」(芸能関係者)
ソロデビュー35周年を迎え、今もデビュー時代と同じキーで熱唱する工藤静香は4万5000円の京王プラザホテル公演が完売済み。