59才、精神科医の田村修容疑者(ライブでの様子。本人のFacebookより)
9月1日に行われた鑑定理由開示法廷では、修容疑者が出廷。同容疑者は被害者に対して、次のように謝罪した。
「まずこの度、娘が起こした事件の犠牲となられて命を落とした被害者の方、ご遺族の方々、関係者の方々に取り返しのつかない苦しみ、悲しみ、ご迷惑をおかけしたことを、深く深くお詫び申し上げます」
そして、「私ども夫婦は、今回の事件に関し親としての道義的責任は感じていますが、共謀の被疑事実は一貫して否認しております」と、事件への関与について否定した。鑑定留置中の親子3人の様子について、捜査関係者が打ち明ける。
「被害者と瑠奈容疑者との間で過去に相当なトラブルがあり、被害者は容疑者宅に押しかけたりしていた。父親は逮捕後、『被害者の男に家庭や親子関係をすべてぶち壊された』と供述していた。父親は娘のことが心配で事件当日もクラブに付き添っていた。なぜ、早い段階で警察に相談しなかったのか疑問が残るが、トラブルを機に家族3人は冷静な判断ができない状態だった」
鑑定留置の期間が異例となる半年間となった理由については、父親の職業も関係しているという。