「ヒロミさんは仕事で来られないんです」と少し寂しそうにしていた伊代サンでしたが、2ndステージのラストに大きなバラの花束を抱えたヒロミさんがサプライズで現れたのです!
まずは客席の前方を占めていたピンクの法被姿の親衛隊の皆さんに謝ったヒロミさん。40年前と同じ気持ちで“伊代チャン”を応援する男性ファンの前に夫が出てきてはシラけさせてしまうと思われたようです。
もう1つ、すごいと思ったのは1stステージに続き、2ndステージの客席にも座っていらした某制作会社の社長さんを名指しして、「○○が『これは毎年やれる』と言っている。○○! スポンサー探し、よろしくな」と壇上から頼み込んでいたことです。
だからでしょうか、伊代サンは今年10月20日も、東京・大手町三井ホールで「松本伊代 Live Tour2023“Journey”」を開催。客席には同期の堀ちえみサン(56才)や早見優サン(57才)、渡辺めぐみサン(59才)、新井薫子サン(58才)、先輩の香坂みゆきサン(60才)らが駆け付け、かわいい伊代チャンからカッコイイ伊代チャンまでを見守っていらっしゃいました。
読者の皆さんは、「花の82年組」の中で、「歌手・松本伊代」をどのように捉えているでしょうか。
当時は「歌がうまい」という評価は少なかったかもしれませんが、故・筒美京平さん(享年80)や、『センチメンタル・ジャーニー』『ラブ・ミー・テンダー』などの作詞を手がけた湯川れい子さん(87才)は当時から伊代サンの“声”を絶賛していらしたんですよ。それでも「どうしたら、もっと歌がうまくなれますか?」と尾崎亜美サン(66才)の元を訪れ、ボイトレに励んでいた伊代サン。コーラスにAMAZONSを従えて、昔のヒット曲を大人っぽいアレンジで歌ったり、実はたくさんあるバラードの持ち歌を改めて披露したりと、伊代サンは大人の歌手へと進化しています。
そうした感想をLINEで入れたところ、「あとはトークをもっと考えます」との反省文が送られてきました(苦笑)。昨年のライブでヒロミさんが、「ここまで有名どころが揃ったバンドメンバーに、なんで『犬派』か『猫派』か聞いたの? その話、必要?」と苦笑しながら問うたように、ハチャメチャなトークが伊代サンの持ち味(褒めてます)。
MCといえば、今年は次男の隼輝さん(25才)がツアーTシャツをお召しになってグッズを手に舞台袖から登場。ちゃんとママのお手伝いをしているんですよね。