廃止後、東京藝術大学とコラボしたイベントを多数開催。写真は最初のアートイベントの報道公開の様子(2018年11月撮影:小川裕夫)
同じ駅構内に立ち入るイベントでも、ホームに降りられるイベントと降りられないイベントとでは雲泥の差がある。どういった基準で、ホームに降りられるor降りられないを決めているのか?
「現在、特に基準は設けていません。イベント内容に合わせて決定しています」(同)
コロナ禍を機に、鉄道各社はバックヤードツアーに力を入れるようになった。鉄道各社がバックヤードツアーに力を入れるようになった結果、参加者や鉄道ファンの目も肥え、バックヤードツアーには以前より濃い内容が求められるようになっている
博物館動物園駅の一般公開はコロナ禍以前からの取り組みなので、それだけに京成はバックヤードツアーの先駆者でもある。来年は博物館動物園駅の廃止から20年を迎える。この節目に、博物館動物園駅で実施されるイベントが深化することを期待したい。
博物館動物園駅の構内はアートイベントの展示空間として活用(2019年10月撮影:小川裕夫)
2004年に廃止された博物館動物園駅構内。正面に見えるのが改札ときっぷうりばの手前にガラス戸が設置されている(2018年11月撮影:小川裕夫)