2005年から放送している『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)は各種ネットサービスで放送内容を公開している
なんと安住さん、結婚したものの”別居婚”であり、一緒に住んでいないとTBSラジオの番組で明かしたのだ。それも実際に会っているのは週に1回くらい。自分のところに来る時は「早めに予約をしてから来てくれ」という話になっているというではないか。さすがに「ちょっとひどいな」ということで、さっそく揉めているところもあると笑いながら明かした。
別居婚ゆえに”来る時は前もって言って、ではなく、予約という表現をしたところも、予約というシステムを夫婦間に導入したのも、仕事一筋の彼らしいが、そこには予約のメリットがある。予約システムには予約する側の価値や満足感という効用と関係するといわれるからだ。人は予約によってサービスや物などを購入するオプションを確保でき、それらを優先的に割り当てられることに価値や満足感を感じるという。ゆえに安住さんが予約と言ったのも、お互いが会うことで価値や満足感を感じていたいのだろう。
安住さんの「早めに予約を」という言葉も、多忙な彼らしい要望だが、自分に会いたいというお相手の欲求やニーズがそれだけ高いという意思表示とも受け取れる。人はニーズや欲求が高ければ高いほど、より早く確実に予約を申し込むものだからだ。さらに予約される側も相手のニーズや期待に応えるべく、予約に向けてベストを尽くす。これを安住さんに当てはめると、予約を受けたからには万全の体制を整えて相手を待つということだ。家に帰れば妻がいるという環境より、自身の性格や仕事柄も踏まえて、会うことに価値をもたせる生活を選んだのだろう。
どこまで予約システムが機能するかわからないが、夫婦の形は千差万別。ただ予約してとまで言う人は、おそらくサプライズ的訪問を好まないだろう。妻が突然、訪ずれたら安住さんはどんな反応をするのか。ちょっと見てみたい気がする。