芸能

宮崎あおい、NHK『ユーミンストーリーズ』で8年ぶり地上波連ドラ出演 氷点下に迫る寒さの中、満面の笑みで撮影に参加

3月放送予定のドラマの撮影に臨んでいた宮崎あおい

3月放送予定のドラマの撮影に臨んでいた宮崎あおい

 氷点下に迫る寒さだった1月中旬の夜、東京近郊にあるフレンチビストロから出てきたのは宮崎あおい(38才)だった。その夜、宮崎は3月放送予定の夜ドラ『ユーミンストーリーズ』(NHK)の撮影に臨んでいた。ベージュのロングコートの前をしっかり合わせた宮崎は、満面の笑みでスタッフに挨拶をしていた。

「撮影は夜9時過ぎまでかかりました。遅くなっても、現場で宮崎さんは終始穏やかで、寒い中仕事をするスタッフの励みになっていました」(テレビ局関係者)

 同ドラマは、松任谷由実(69才)の楽曲からインスピレーションを得て描かれている。「青春のリグレット」「冬の終り」「春よ、来い」の3篇を放送。夏帆(32才)、麻生久美子(45才)に続き、宮崎は「春よ、来い」のヒロインを演じる。

 昨年、宮崎は連続テレビ小説『らんまん』(NHK)でナレーションを務めた。また、映画『大名倒産』やNetflixオリジナルの配信映画『クレイジークルーズ』には出演したものの、地上波ドラマは2020年1月放送のスペシャルドラマ『あしたの家族』(TBS系)以来4年ぶり。「連続ドラマ」に限って言えば、波瑠(32才)がヒロインを演じた朝ドラ『あさが来た』(NHK)以来8年ぶりだ。

「2017年に岡田准一さん(43才)と結婚し、翌年第1子を出産して以降は、育児最優先の生活を送ってきました。単発ドラマやドキュメンタリー番組のナレーションなどが中心で、長期間スケジュールを取られる連ドラの仕事のオファーは、どうしても受けにくかったようです。今回、宮崎さんが出る『春よ、来い』は、連続ドラマとはいえ全4回で、放送時間も長くありません。そこまで負担にならなかったのでしょう」(芸能関係者)

 夫の岡田は昨年11月に心機一転、所属事務所から独立した。

「もともと岡田さんは家事育児に積極的です。宮崎さんが家庭と仕事を両立することに対しても協力は惜しみませんし、よりバックアップ体制は整うでしょう。今後、宮崎さんはさらに仕事の幅を広げていくようです」(前出・芸能関係者)

 宮崎は、かつてWebメディアのインタビューで自分自身について次のように語っていた。

《私生活も充実させて人生をしっかり整えてこそ、良いお仕事もできると考えているタイプ》(Woman type、2019年10月9日)

 その上で、今回のドラマ出演へと突き動かした陰には、ユーミンの存在があったのかもしれない。宮崎とユーミンの“初コラボ”は2017年。宮崎が出演したシャンプーのCMで、イメージソングに起用されたのがユーミンの楽曲だった。

「いままでの自分から新しい自分に生まれ変わる女性の心情を歌った歌詞は、結婚直前の宮崎さんにとって、思い出の曲になったのでしょう。実は、宮崎さん夫婦の自宅とユーミンの自宅は、目と鼻の先の“ご近所さん”。そんなご縁も後押ししたのかもしれません」(別の芸能関係者)

 久しぶりの地上波ドラマで、宮崎はユーミンの世界観をどう表現するのか。

※女性セブン2024年2月1日号


宮崎あおい

宮崎あおいはマスク越しでもわかる柔和な笑顔(2023年)

仕事を終え帰路につく宮崎あおい

仕事を終え帰路につく宮崎あおい(2023年)

宮崎あおいは芸歴33年というキャリアに

宮崎あおいは芸歴33年というキャリアに(2023年)

イエローのコートが鮮やか

イエローのコートが鮮やか(2023年)

宮崎あおい

公私とも順調さが伝わってくる(2023年)

宮崎あおい

ロングヘアの頃の宮崎あおい

あさの姉・はつを演じた宮崎あおい

朝ドラに出演した頃の宮崎あおい

上下白黒のペアルックだった岡田准一と宮崎あおい(2019年)

関連記事

トピックス

行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン