先発左腕が不足する巨人で将来のエース候補として期待される高卒5年目の井上温大(22)。昨年は春季キャンプを一軍で過ごしたが、2月下旬に左肘の違和感を訴えて離脱。6月下旬に一軍のマウンドへ戻ったものの、成績が振るわず、再び二軍に降格となった。しかし、その後はイースタン・リーグで11試合に登板して7勝0敗、防御率0.75と抜群の安定感を見せ、奪三振数はリーグトップだった。
そんな井上の束の間のオフをキャッチした。2月1日のキャンプインを3日後に控えた1月29日の午後7時過ぎ、都内の繁華街にある回転寿司チェーンのカウンター席に、井上の姿はあった。目撃した男性はこう言う。
「隣には色白でぱっちりした目元の高畑充希似の女性が座っていました。ずっとニコニコと楽しそうに会話しながら食事をしていたので、デートなのかなって。店内は満席で、10組ほど待っている客がいるくらい混雑していたので、こんな庶民的なところでデートするんだと驚きました。
井上選手は次々とレーンから皿を取り、女性もかなりのペースで食べていました。しかも割と値段が高めのお皿が多くて(笑)。最終的に40皿ほど食べていましたね」
午後8時過ぎに店を出ると、井上は混雑する繁華街の通りを、女性をかばうように寄り添いながら歩いていったという。巨人の広報部に当日のことについて聞いたが、締め切りまでに回答は得られなかった。
春季キャンプは二軍スタートとなった井上だが、初日はブルペンで35球を投げている。
「昨年はキャンプで投げ込み過ぎて肘を壊した。今年はセーブしながらのキャンプになりそうだ。しなやかなフォームからの伸びのあるストレートが武器だが、変化球の制球力という課題もある。
このオフに独身寮から出て一人暮らしを始めた。寮生活は食事が充実し、トレーニングルームなども完備されているが、寮を出たら自分で食事などに気をつけながら健康管理しないといけない。勝負の1年となります」(巨人担当記者)
“庶民派デート”でリフレッシュした井上は、ローテ入りして巨人のV奪還に貢献できるか。
※週刊ポスト2024年2月23日号