「地方ロケを終えた帰路のことでした。監督やプロデューサーが乗り込む6人乗りの車が都内に向けて走行していたところ、対向車線を走行していたトラックが突然、車線をはみ出してきたそうです。車は避ける間もなく、トラックが車両の右側に衝突。
右側の座席に座っていた土井監督とプロデューサー、そしてカメラマンさんが大けがを負いました。本当に間一髪というか、3人とも命を落としていてもおかしくないような状況でした」
幸いに別の車両で移動していた出演者らは無事だったが、撮影はストップ。一時期は公開が危機的状況に追い込まれていたのだ。
「広瀬さんをはじめスタッフの士気は高く、みんな『この作品を世に出したい』と願ってきました。リハビリをする土井監督らスタッフらに合わせ、各々が調整した結果、無事にクランクアップを迎えました。今年予定されていた公開が、2025年に延期されましたが、あとは編集作業を待つのみです」(同前・映画関係者)
打ち上げで見受けられた「気遣い」
微笑む広瀬
こうしたなか行われた、今回の打ち上げは“気遣い”あふれるものだったという。前出・映画関係者が当日の様子を振り返る。