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笹森裕貴が明かす“2.5次元での喜び”「原作ファンのかたが熱い。細かい演技をしっかりキャッチしてくださるのがうれしいです」

笹森

モデルから俳優の道へ進んだ笹森裕貴

 高校生の頃モデルをやっていたのをきっかけに笹森裕貴は俳優の道へ踏み出した。

「初めは芸能界に憧れがあったわけではないんです。でも当時の僕はバイトしかしていなくて特にやりたいこともなかったので、何となく始めて。でもやっていくうちにお芝居も歌も大好きになりました」

 現在、ミュージカル『刀剣乱舞』などに出演中。

「もう4年くらいやらせてもらっていますが、やればやるたび松井江という役が好きになります。2.5次元の特徴は、原作ファンのかたが熱いこと。こんなところまで見てくださるんだ!?と思うほど細かい演技をお客さんがしっかりキャッチしてくださるのがうれしいです。同時に、特に最初の頃はプレッシャーもありましたけどね」

 いまではすっかり演劇の虜。

「僕、学生時代に野球をやってたんですが、演劇ってスポーツに似てると思っていて。誰かがミスしたときにほかの人がカバーしているところを見たり経験したりすると、グッとくるんです。チームプレーが好きなんです」

笹森裕貴

笹森裕貴

【プロフィール】
笹森裕貴/1997年6月21日生まれ。東京都出身。2018年にミラクル☆ステージ『サンリオ男子』(水野祐役)で舞台デビュー。主な出演作はミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(松井江役)、特殊ミステリー歌劇『心霊探偵八雲』-思考のバイアス-(御子柴岳人役)など。5月16日(木)からミュージカル『ロミオ&ジュリエット』にマーキューシオ役で出演が決まっている。

取材・文/井上明日香 撮影/佐藤航嗣(UM) ヘアメイク/広田玲奈

※女性セブン2024年2月29日・3月7日号

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