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『ブギウギ』新人マネジャー役・三浦りょう太は「プライベートでも趣里と師弟関係」“2枚目を売りにしない”キングカズの長男

『ブギウギ』新人マネジャー役・三浦りょう太(左)は三浦知良の長男(写真/共同通信社、時事通信フォト)

『ブギウギ』新人マネジャー役・三浦りょう太(左)は三浦知良の長男(写真/共同通信社、時事通信フォト)

 歌のレッスン中に居眠り、ショー当日には寝坊で遅刻……。NHK朝ドラ『ブギウギ』で、際立ったダメっぷりを見せた新人マネジャーの柴本タケシ。〈大丈夫か〉〈ハラハラする〉とSNSで話題になったこの男、どこかで見たことがあるような。

「演じる役者は三浦りょう太さん(26。「りょう」は、けものへんに寮のうかんむりなし)。あのキングカズこと三浦知良(57)と三浦りさ子(56)の長男です。5年前に芸能デビューし、これまで『グランメゾン東京』(TBS系)や『顔だけ先生』(フジテレビ系)などドラマの脇役で修行を積んできました。

 少年時代からサッカーに打ち込んできた爽やかなスポーツ系イケメンで、“礼儀正しくガッツがある”とスタッフからも好評価だそうです」(テレビ誌ライター)

 一時はプロサッカー選手を目指していたという三浦だが、高校卒業と同時に引退。役者としては今回の朝ドラで大抜擢となった。スポーツ紙記者が語る。

「ヒロインのスズ子役を演じる趣里とは同じ事務所で、プライベートでも仲良し。一緒にYouTube動画に出たこともあり、WOWOWドラマ『東京貧困女子。』では共演もしています。過去に趣里が三浦に演技指導したこともあったそうで、劇中さながら、趣里を師匠と慕っているんだとか」

『ブギウギ』の物語はあとひと月で終幕へ。絶頂を迎えたスズ子の歌手生活が、大きな岐路を迎えることになる。コラムニストの吉田潮氏が語る。

「タケシ役のように“三枚目”が出来るのが彼の魅力です。スズ子が呆れるほどのポンコツぶりを見せながら、どこか憎めない。ノリの良さもあって、“この男はなにかやらかしそうだな”という不安と期待を喚起させてくれる貴重な存在です。これからキャリア終盤に向かっていくスズ子にとって、明るく前向きなタケシの存在が救いになっていくのではないでしょうか」

 役者としての今後にも期待していると吉田氏は言う。

「近年デビューした二世タレントは、ミスチルの櫻井和寿さんの息子(櫻井海音)や窪塚洋介さんの息子(窪塚愛流)を始め、正統派のイケメン枠が多いんですよ。そのなかで三浦さんは二枚目を売りにせず、ヒールもできるので使い勝手がとてもいい。今後もバイプレイヤーとして活躍していくでしょうし、キャリアを重ねていけば主役もあると思います」

※週刊ポスト2024年3月22日号

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