デビュー25周年記念日の11月3日に向けて動き出す!?
でも昨秋あたりから嵐が話し合いのために集まっていることや、大野クンの東京での目撃情報が出ていたのです。何より、メンバーの口から「大野サン」の名前が出たり、「会った」という話も出始めました。
昨年10月26日にスタートした相葉雅紀クンがメインキャストを務めるバラエティー番組『相葉◎×部』(フジテレビ系)の初回でのこと。13文字の手紙で差出人と受取人がお互いの絆を確かめ合う企画「一筆啓上部」に二宮和也クンが出た際にも、大野クンを交えたほっこりエピソードが何度も出てきて、大野クンに会える日がもうすぐ来るのかもしれないと思っていたところです。
とはいえ、「株式会社嵐」の四宮隆史社長は各メディアの取材に対し、「具体的にはこれから」と答えていらっしゃいます。「嵐」としての活動の基盤を作ったということなのだそうです。
でもその「基盤」がしっかりできたということもまたファンの皆さんにとっては朗報ではないでしょうか。
なんといっても今年はデビュー25周年のメモリアルイヤー。「25」といえば、「5×5」の答えですから、デビュー記念日の11月3日に向けて、ファンの皆さんが嵐を近くに感じられる瞬間が必ずあると私は信じます。
新会社の業務内容にはファンクラブ運営や管理も含まれています。現在、嵐のファンクラブの会員数は200万人で年間収入は100億円以上ともいわれます。
この金額が活動休止期間中の3年4か月もの間、宙に浮いたような状態になっていることに、批判的な報道もずいぶんありました。そして、会費を払い続けるファンの皆さんがあまりにも気の毒だとも……。
そうした報道を嵐のメンバーが見ていなかったハズはなく、「株式会社嵐」設立の大きな理由の1つになっていると思われます。
会社設立を発表した当日、櫻井翔クンが個人の公式ホームページを開設しました。仕事の依頼や問い合わせの窓口ということで、これでテレビCMのお仕事も復活するのではないでしょうか。
すでに独立している二宮クンのいい意味での“立ち回り”もほかの4人には刺激になっているハズ。二宮クンが独立時に示していた「ぼくは明日からも嵐です」もその通りになり、嵐は気心の知れたスタッフとともに再び5人で歩み出すことになりました。
やはり、いちばん期待されるのは音楽活動ですよね。全員40才超えとなった5人がイベントやライブ、チャリティー活動などで、どんな嵐を世界中に巻き起こしてくれるのか、期待しています!
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!+』(メ〜テレ)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2024年5月2日号