国内

【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識

死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)

死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)、押収された本人の車

 栃木県那須町で焼損した2人の遺体が見つかった事件。まもなく発覚から1週間を迎え、奇怪な事件の詳細が徐々に分かってきた。栃木県警と警視庁は合同捜査本部を設置し、捜査を進めている。

「警察は4月21日、遺体が見つかった翌日の17日に都内の交番に出頭してきた埼玉県内に住む建設業の平山綾拳容疑者(25)を死体損壊容疑で逮捕しました。平山容疑者は『頼まれて車を貸しただけで、殺害には関与していない』などと話しています。『アニキに頼まれて、車や携行缶を準備した』とも話していますが、その“アニキ”について詳しいことは話していません。取り調べに応じていますが、“アニキ”の名前は自白しないそうです。事前に仲間内で相談した上で、ひとりで出頭したとみられています」(大手紙社会部記者)

 遺体の1人は上野で飲食店14店舗を営む宝島龍太郎さん(55)と判明。もう1人の遺体は、連絡が取れなくなっている宝島さんの奥さんとみられている。司法解剖の結果、死因は窒息死とみられることから、何者かが殺害して遺体に火をつけたとみられている。

「猟奇的な事件に警察も取材陣も過熱しています。平山容疑者の黒いセダンタイプの車が事件現場周辺などで確認されており、出頭から数日を経て事件に関わった可能性が高まったとして逮捕しました。ただ平山容疑者は宝島さんについて『名前も知らない』と話しており、別の人間を主犯とみる警察の捜査が続いています」(同)

関連記事

トピックス

近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
NEWSポストセブン
2025年10月末、秋田県内のJR線路で寝ていた子グマ。この後、轢かれてペシャンコになってしまった(住民撮影)
《線路で子グマがスヤスヤ…数時間後にペシャンコに》県民が語る熊対策で自衛隊派遣の秋田の“実情”「『命がけでとったクリ』を売る女性も」
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
文化勲章受章者を招く茶会が皇居宮殿で開催 天皇皇后両陛下は王貞治氏と野球の話題で交流、愛子さまと佳子さまは野沢雅子氏に興味津々 
女性セブン
各地でクマの被害が相次いでいる(右は2023年に秋田県でクマに襲われた男性)
「夫は体の原型がわからなくなるまで食い荒らされていた」空腹のヒグマが喰った夫、赤ん坊、雇い人…「異常に膨らんだ熊の胃から発見された内容物」
NEWSポストセブン
雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
女性セブン
相次ぐクマ被害のために、映画ロケが中止に…(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
《BE:FIRST脱退の三山凌輝》出演予定のクマ被害テーマ「ネトフリ」作品、“現状”を鑑みて撮影延期か…復帰作が大ピンチに
NEWSポストセブン
名古屋事件
【名古屋主婦殺害】長らく“未解決”として扱われてきた事件の大きな転機となった「丸刈り刑事」の登場 針を通すような緻密な捜査でたどり着いた「ソフトテニス部の名簿」 
女性セブン
今年の6月に不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《世界ランキング急落》プロテニス・錦織圭、“下部大会”からの再出発する背景に不倫騒と選手生命の危機
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(左/時事通信フォト)
《空腹でもないのに、ただただ人を襲い続けた》“モンスターベア”は捕獲して山へ帰してもまた戻ってくる…止めどない「熊害」の恐怖「顔面の半分を潰され、片目がボロり」
NEWSポストセブン
カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアン(EPA=時事)
《金ピカパンツで空港に到着》カニエ・ウエストの妻が「ファッションを超える」アパレルブランド設立、現地報道は「元妻の“攻めすぎ下着”に勝負を挑む可能性」を示唆
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン