スポーツ

大谷翔平、始球式サプライズに「なんてナイスガイなんだ」と全米絶賛 幻となった“真美子夫人の始球式”は7月以降に実現の可能性

大谷のサプライズに驚く少年(ドジャース公式Xより)

大谷のサプライズに驚く少年(ドジャース公式Xより)

 シーズン序盤から高打率をキープし、ドジャースで快調な滑り出しを見せた大谷翔平(29才)。今シーズンは前髪やえり足を以前に比べて長めに伸ばしているが、その背景には真美子夫人(29才)も存在もあるという。

「これまで野球以外の生活面は、元通訳の水原一平さんにほとんど依存していましたが、いまは金銭管理も含め、真美子さんのサポートを受けつつ自立するようになりました。チームメートとも積極的に英語でコミュニケーションをとることで、より関係が深まった印象です。髪を伸ばしているのも、きっと真美子さんのアドバイスがあってのことでしょう」(在米スポーツジャーナリスト)

 5月17日には新たな“勲章”も加わった。ロサンゼルス市議会が同日を「ショウヘイ・オオタニ・デー」に制定すると発表したのだ。アメリカでは5月を「アジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月」としており、大谷の背番号にちなんで17日が選ばれた。この記念日は大谷とドジャースの10年間の契約期間中ずっと有効だという。

「これは、かつてドジャースで活躍した黒人初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンや、メキシコ系選手の草分けであるフェルナンド・バレンズエラなどと並ぶ待遇。大谷さんがアメリカで活躍するアジア人の象徴として、ロサンゼルス市民から受け入れられたことを意味します」(前出・在米スポーツジャーナリスト)

 前日の16日には、ドジャースタジアムで先着4万人に大谷の首振り人形が配布された「大谷ボブルヘッドデー」の始球式が話題になった。生後まもなく発症した心臓病を乗り越え、現在は野球に打ち込む13才の少年がマウンドに立ち、大谷がミットをかまえたのだ。始球式に先立って会見にサプライズで登場した大谷を目の当たりにし、歓喜の表情を浮かべる少年の姿は多くの人の心を打った。

「当初は球団から夫妻で始球式をやってほしいとのオファーがあったが、大谷さんから『球場に来られないような病気と闘っている子供の方がいいのでは』と進言があって変更されたそうです。始球式での粋な計らいは全米で“なんてナイスガイなんだ”と絶賛され、大谷さんはまた株を上げましたね」(前出・在米スポーツジャーナリスト)

 今回は幻となった真美子夫人とのグラウンドでの共演だが、今後、実現する可能性はあるという。

「選手の名前を冠したイベントの日に、家族が始球式を務めることは大リーグではよくあります。7月には『翔平ハットデー』、8月には2回目の『ボブルヘッドデー』、9月にも『Tシャツデー』と大谷さんにまつわるイベントはまだまだ予定されており、どこかで真美子さんが始球式のマウンドに上がるかもしれません」(球団関係者)

 好調が続くかぎり、髪の毛を切らないというゲン担ぎの計画もあるという大谷。彼の髪の毛がどこまで伸びるのかも楽しみのひとつとなりそうだ。

※女性セブン2024年6月6日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン