芸能

《音楽活動止まる恐怖》aiko、洗脳プロデューサーの“体を張る”関係性「一通の年賀状」が解いた4年間の“警戒心”

『オールナイトニッポン』での報告を終えて帰宅するaiko(2021年)

『オールナイトニッポン』での報告を終えて帰宅するaiko(2021年)

 6月18日、シンガーソングライター・aiko(48)が代表取締役をつとめる所属事務所「buddy go」に約1億円の損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)の罪に問われている元取締役・千葉篤史被告(58)の公判が東京地裁で行われた。aiko本人も証人出廷し、「全てにおいて洗脳されていた」と語った。

「千葉被告は、2016年9月から約2年半の間、aikoさんのコンサートツアーの販売グッズの仕入れを水増し請求するなどしたとされています。aikoさんによると、ライブ運営やグッズ制作などについて決める上で、千葉被告の確認が必要な体制になっていたそうで、公判では『全てを否定される。逆らうと音楽制作に影響が出るかもしれないという恐怖があり、(不正については)聞けなかった』と明かしていました」(全国紙の社会部記者)

 aikoにとって、千葉被告は“育ての親”のような存在だった。

「千葉さんは、中央大学法学部を卒業後、ポニーキャニオンに入社しました。今でこそ大物歌手のaikoさんですが、デモテープが回ってきたときは、社内の誰も手を挙げませんでした。千葉さんは、周囲に『なぜあんな子を担当するんだ?』と不思議がられながらもaikoさんをメジャーデビューに導き、2000年に発売したセカンドアルバム『桜の木の下』はミリオンヒットを記録。プロデューサーとして、彼女をトップアーティストに押し上げました」(レコード会社の関係者)

いつしか洗脳されていたaiko

 2人の出会いは1995年にさかのぼる。きっかけは、aikoが短大在学中に出場し、グランプリを獲得したコンテストだ。しかし、自身を気にかける千葉被告に対して、aikoがなかなか心を開けずにいる時期が続いた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ブラジルにある大学の法学部に通うアナ・パウラ・ヴェローゾ・フェルナンデス(Xより)
《ブラジルが震撼した女子大生シリアルキラー》サンドイッチ、コーヒー、ケーキ、煮込み料理、ミルクシェーク…5か月で4人を毒殺した狡猾な手口、殺人依頼の隠語は“卒業論文”
NEWSポストセブン
9月6日に成年式を迎え、成年皇族としての公務を本格的に開始した秋篠宮家の長男・悠仁さま(時事通信フォト)
スマッシュ「球速200キロ超え」も!? 悠仁さまと同じバドミントンサークルの学生が「球が速くなっていて驚いた」と証言
週刊ポスト
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン