国内

「週刊ポスト」本日発売! 京都国際監督「校歌ばかりの報道はムカつく」ほか

 8月30日発売の「週刊ポスト」は、「選挙の顔」しか考えない自民党総裁選の茶番と、それを「改革」とか「党刷新」などと盛り上げる新聞・テレビの嘘を徹底的に暴く。本誌を読めば、国民人気と政治家の素顔がどれだけかけ離れているかが一目瞭然だ。さらに、前号で大反響を巻き起こした「危ない食パン」をさらに追及する。生活防衛特集では「お金を使い切って最期を迎える」ための画期的チャートを公開。ほか、野球以外で注目されてしまった京都国際高校の本当の姿をはじめ、スポーツ界、芸能界の仰天スクープも。

今週の見どころ読みどころ

◆京都国際監督が激白「校歌ばかりの報道はムカつく。学校も無神経で嫌い」
夏の甲子園で初の日本一に輝いた京都国際だが、世間の話題は韓国語の校歌のことばかり。これに名将・小牧憲継監督は怒りを隠さなかった。「もっと選手のプレーを取り上げたってほしい。正直、韓国語の校歌がどうのとか、どうでもいい報道ばかり。むっちゃムカついていました」と正直な気持ちを語った。さらに、学校に対しても、「野球部に無神経で、日本語の校歌にしてほしいと願っても実現しないし、協力してくれない。僕は学校が嫌いです」と歯に衣着せぬ直言だった。高校野球と高校野球報道に一石を投じる刮目インタビュー。

◆<自民党総裁選の茶番>小泉進次郎に政治資金を問うと、「名誉棄損だ」と逆ギレ
総裁選出馬を目指す多士済々のなかでもフレッシュな印象を与える40代の小泉氏、小林鷹之氏に「政治とカネ」の問題を解決できるのか、政治資金を調査した。小泉氏は政治資金パーティーの購入者を一切公表していない(8600万円の収入で20万円超の購入者なし)。また、収支の報告義務がないオンライン・パーティーを連発していた。一方、財務官僚出身の小林氏は大物OBから多額の献金を集めていた。しかも、本誌取材に小泉氏は、「規制を順守している。これを抜け道と表現するなら名誉棄損に該当する」と威嚇してくる有様だった。

◆<グラビア座談会>神田愛花×中村仁美×宮崎宣子「私たちバラエティ大好きアナです」
アナウンサーにも様々な系譜があるが、女性アナウンサーにとって視聴者と最も近いジャンルがバラエティ番組だ。その世界で先頭を走り、絶大な人気を誇った3人が一堂に会し、懐かしい番組の舞台裏や知られざる苦労、大物MCタレントとの交流などを語った。特集のなかでは、中山秀征が明かす3人との思い出、歴代のバラエティ女性アナ列伝も。

◆<大反響第2弾>危ない食パン「トランス脂肪酸含有量」ランキング
本誌前号で問題提起した食パン、菓子パンのトランス脂肪酸について、多くの読者から「パッケージに表示されないなら、どうやって含有量を知ればいいのか」と不安の声が寄せられた。同物質は、WHO(世界保健機関)が「全廃」を提言しており、多量摂取は心筋梗塞や認知症、がん、脳卒中などのリスクを高めるとされている。しかし、日本ではなぜか含有量の表示義務がない。本誌は独自に人気商品の含有量を統一基準でリスト化した。

◆ビートたけし「告発者が死んでるのに兵庫県知事のおねだりをネタにするなよ」
斎藤元彦・兵庫県知事のパワハラと「おねだり」は同県の百条委員会で真相究明が進められている。ワインやコーヒーメーカーを業者に要求したなどの内容が耳目を集めたことから、ワイドショーは“祭り”になっている。たけしは、「事件はパワハラによって告発者が自殺したこと」と改めて語り、「段々おかしなほうに変わってきちまった。セコい悪事に食いつくクセはどうにかしたほうがいい」と指摘した。

◆<企業研究>「トヨタを売って日立を買え」は本当か!?
世界の機関投資家が、トヨタ株を売って日立製作所株を買う動きが進んでいる。どちらも日本の製造業を代表する優良企業だが、いま日立が注目されるのはなぜなのか。2000年代に起きた「原発タービン事故」と、そこからV字回復した大胆改革を詳報する。さらに、「躍進あやかり銘柄」も紹介する。

◆<相場展望>日経平均は「8月ショック」を乗り越えて年内5万円突破へ!
相場の格言はあまたあるが、36年に一度の大相場を予言するのが「五黄の寅」だ。古くから、この年にバブルが始まるとされ、直近では2022年がそれに当たる。その前、1986年には平成バブルが始まり、翌年には「ブラックマンデー」が起きて暴落したが、その翌年には、その後長く更新されなかったバブル最高値を記録している。相場のプロは、今回の相場の動きも当時と酷似していると指摘する。だとすれば、今年は株価爆騰が期待できるが……。3人の専門家が日本経済と世界のマネーを分析した。

◆悠仁さま「東大進学に反対署名1万人」はあまりに悪質ではないか
筑波大付属高校3年の悠仁さまは、来春の東大進学を目指していると噂されている。これまでの「トンボ研究」などが活かされる推薦入試が有力視されているが、これに反対するネット署名運動が勃発した。署名したのは1万人にのぼるが、これに教育専門家は怒りと異論を口にした。皇族だからといって、高校生に対するあまりにも苛烈なバッシングに厳しい目が向けられている。

◆恩師・達川元監督がエール「新井監督は人を見る目がある。オレのことは避けるからな」
セ・リーグ優勝に突き進む広島カープ。新井貴浩・監督は「野球を知らない」「コーチ任せ」などと言われることもあるが、結果を残して名将になろうとしている。新人時代の監督だったOBの達川光男氏は、辛口ながら愛のあるエールを送った。

◆<一生豊かに暮らしたい>「お金を使い切って人生を閉じる」必勝チャート公開!
内閣府の調査では、高齢者の3人に1人が「生きているうちに財産を使い切りたい」と考えているが、実際には多くの人が1000万円単位の蓄えを残したまま亡くなっている。貴重な老後資金を失いたくないと考えるのは人情だが、ではどうすれば効率的に資産を管理し、豊かな老後を送れるのか。本誌はそのためのチャートを作成・公開し、「人生後半は自分のために生きる」を提唱する。

◆<注目対談>鎌田和樹(UUUM創業者)×大崎洋(吉本興業前会長)「名前のない仕事」
YouTubeとテレビで数々のスターを生んだエンタメ界の奇才ふたりが対談し、HIKAKINやダウンタウンを発掘、プロデュースしてきた秘話を明かした。鎌田氏の初の著書『名前のない仕事』には、ゼロからイチを生むためのヒントが隠されている。同氏はこれを、「社会で働くゼネラリストのために書いた」と語った。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン