本物のような生首のオブジェが(客提供)
「うわあ気持ち悪い」店内には生首オブジェ
提供された写真を見ると、まるで本物のような生首のオブジェが店内に置かれていた。
「自分たち一般人は、『うわあ気持ち悪い』と思うだけですが、これを見た瑠奈被告は何を考えていたんでしょうね。そう考えると、怖さが増します」
確かに瑠奈被告の猟奇的な犯行につながった可能性も否定できないほど、リアルな生首だ。さらに、この「A」には看板メニューとして目玉をモチーフにしたカクテルもある。
「瑠奈被告は修被告に撮影させながら被害者男性の目をくりぬいて、ガラス瓶に保存していました。これを浩子被告に『ちゃんと見て!』と言った上、浩子被告の寝床近くに置いていたといいます。瑠奈被告は目玉をモチーフにしたカクテルを実際に「A」でも飲んでいたという話もあります」(前出・事件記者)
怪談バー「A」では目玉をモチーフにしたカクテルのほかにも、脳みそをモチーフにした杏仁豆腐なども提供されているという。
「きわめつけはトイレですね。薄暗い照明の空間に頭部のないリアルな人形や、足、血しぶきのような跡などで覆われて、かなりすごい空間になっています。田村家もこんな感じだったのかと思うと怖さは増しますね」(前出・飲食店関係者)
「A」に電話で取材を申し込むと男性スタッフが対応し「(事件後も)特に変わったことはない」と言葉少なく応じた。
10月1日には、浩子容疑者の公判が引き続き札幌地裁で開かれる。ここでどのような新事実が明らかになるのか、その内容に注目が集まる。