現場での気配りにも長けているという(『西園寺さん〜』公式インスタグラムより)
「Aさんの雰囲気がストーリーにピッタリだと、周囲の期待も高まっていました。しかし、撮影の直前に『どうしてもドラマに参加できない事情ができた』とテレビ局側に説明があり、急きょ降板という流れになったんです。しかし、今作はAさんの主演作だからと、オファーを快諾した共演者も少なくなかった。それが直前になって主演が交代すると聞かされたものだから、共演者たちのなかには、困惑ぶりを隠せなかった人もいたそうです」(前出・テレビ局関係者)
そこに救世主として現れた松本。重圧を感じないわけがないが、「彼女なら大丈夫でしょう」と前出のテレビ局関係者は太鼓判を押す。
「何を隠そう、今回ほどギリギリの変更ではなかったものの『西園寺さん〜』も企画段階では、違う大物女優さんが主演する予定だったとか。松本さんはいわば“代打の女神”として、引っぱりだこなのです。
それでも『西園寺さん〜』で、仕事やプライベート、そして両親の関係性に複雑な思いを抱く難しい役どころをコミカルに、時にシリアスに演じる松本さんには、『はまり役』『松本若菜以外考えられない』との呼び声も高い。唯一心配なのは、ハードな撮影が続くことで松本さんが体調を崩さないかどうか、それだけです」
“本家”以上の作品になりそうだ。
※女性セブン2024年9月19日号