芸能

TKO木下隆行「“ペットボトル投げつけ”は素で行えた」人気漫画の実写ドラマ出演での怪演を明かす

はまり役と評判の木下の演技。そのワケを明かした(SWIPEDRAMA提供)

はまり役と評判の木下の演技。そのワケを明かした(SWIPEDRAMA提供)

「気持ち悪い」「ペットボトル投げるの上手いですね」──厳しいコメントがズラッと並ぶにもかかわらず、お笑いコンビ・TKO木下隆行(52)は「ある意味、狙い通りです」と苦笑いを浮かべた。

 実写ドラマ『ぬらりひょんの棲む家』(ショートドラマアプリ『SWIPEDRAMA』にて公開中)が好評を博している。小説・漫画アプリ『peep』で大ヒットした小説・漫画が原作で、沼尻という不気味な中年男性に弱みを握られた家族が、沼尻とその妻を家に住まわせることになり、精神的に支配されてゆく、というストーリーだ。

 下着姿で我が物顔で家を歩き、家族をまるで奴隷のように扱う。仏壇のお供物のお菓子を手掴みで食い、「お茶持ってこい!!」と母(原幹恵)に怒鳴り声をあげたり、父(半田周平)に一升瓶のお酒を吐くまで一気飲みさせる。反抗的な長男(小川佑)には「座れ、クソガキ!」とペットボトルを投げつける──このように沼尻役を務める木下の“胸糞”な演技が大きな反響を呼んでいる。木下はこう語る。

「実は監督から『台本を覚えなくていい』って言われたんですよ。正確には『話の流れは頭に入れて欲しいけど、セリフは台本ではなくて自分の言葉にしてくれ』って言われたんです。

 原作の沼尻は標準語ですが、僕は関西弁じゃないですか。それもそのままでいいし、“この流れは腹立って大声出すやろな”と思ったら大きい声出していい。つまり『木下隆行でおってくれ』って。だから、演技はほとんど木下隆行なんすよ。そういう意味では監督が僕の怖いところや嫌なとこもある程度見抜いてたんでしょうね(笑)」(木下。以下同)

関連キーワード

関連記事

トピックス

〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン