次から次に…不穏な検索ワードの数々
事件前日には「頭のおかしいじじい」と検索し始め、当日日中にも「老人 頭がおかしい 理由」「頭おかしいと言われる場合のある精神疾患の種類」などと高齢者の精神的な問題について調べ続ける。夕方には「税金のない国」「税金のない国は存在する」「ドバイ 税金」と、税金対策について情報を得ようと検索した形跡があった。
事件が起きた直後、日付が変わった2018年5月25日の2時ごろからは「インスタグラム 一括削除」と検索し、数日後には「警察 携帯履歴 盗聴」「警察 携帯 検索履歴 盗聴」「通信傍受 要件」「通信傍受 方法」「通信傍受 インターネット検索」「通信傍受とは」「通信傍受」「遺産相続 どれくらいかかる」など、警察の捜査について検索。
その後も「バレずに殺せば正義 復讐代行」「野崎幸助 薬物」など、不穏な検索は止まらず、事件翌年の春も「殺人罪 時効」「殺人 自白 無罪」「殺人 自白なし」「覚醒剤 現行犯逮捕」と調べ続けていた。