すでに多くのメディアで報じられている須藤被告の検索履歴には、彼女の行動と照らし合わせると、たしかに不可解なものが多々見られる。
たとえば野崎さんからの離婚届が須藤被告に送付された直後には「老人 死亡」「老人 完全犯罪」と検索。須藤被告が違法薬物の密売人と連絡をとった当日には「覚醒剤 過剰摂取」「覚醒剤 死亡」と検索し、その翌日、人間の致死量の約3倍とされる3グラムの覚醒剤を購入。密売人に10数万円を渡した。さらに数日後には「殺す」「覚醒剤 死亡」「警察24時」「警察24時 覚醒剤」などと検索。その後も「覚醒剤 死亡」と検索を続ける。
事件1ヶ月前には「遺産相続 専門家」「相続税相談先」「遺言書の書き方」「無効とならない正しい自筆証書遺言書の書き方」「遺言書の書き方 全ての」「妻に全財産残したい場合の遺言書文例 遺言書」と、相続についての検索を繰り返す。