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《布川敏和が語った還暦で『シブがき隊』再結成》解隊から36年「決定権はもっくんが握っている」「やっくんは同じ思い」の熱烈ラブコール

1986年 紅白歌合戦に急遽代打で出演した際の記者会見(時事通信フォト)

1986年 紅白歌合戦に急遽代打で出演した際の記者会見(時事通信フォト)

“花の82年組”といわれる1982年にデビューし、1988年に解散(解隊)した「シブがき隊」。解散後、やっくんこと薬丸裕英さんはMC、もっくんこと本木雅弘さんは俳優として主に活動し、布川敏和さんは活躍の場を俳優・タレントに移した。「シブがき隊」解散時の真相や再結成の可能性、その後の仕事などについて聞いた。【全3回の第2回。第1回から読む

 * * *
「シブがき隊」の解散を、初めに言い始めたのは僕です。18歳になったとき、僕のデビュー前の友人らは高校を卒業し就職し始めました。僕はオヤジの中古車販売店を継ぐつもりだったから、「やばい、もう遊んでる場合じゃない」と思い、「引退してオヤジの会社を継ぎます!」と突然、事務所に伝えたんです。もっくん、やっくん、事務所の人たちも、レコード会社の人たちもあ然。「これからなのに、何を言ってるんだ」と驚いたと思います。そしたら、伊豆の旅館に一泊二日で連れて行かれ、美味しいご飯をふるまわれて、うまく説きふせられてしまいました(笑)。

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