スポーツ

大谷翔平、ハワイ豪華別荘で一悶着 着工式の写真が不動産開発会社公式サイトから削除 工期は遅れ、今年のオフシーズンを過ごせない可能性も

豪華別荘の着工式写真が削除されていた(時事通信フォト)

豪華別荘の着工式写真が削除されていた(時事通信フォト)

 夢のリゾートの購入が明らかになってから1年あまり。遠くハワイからスーパースターの近況が舞い込んだ。しかし、そんな矢先に起きた不穏な動き。真美子夫人を悩ませる、消えたお披露目式写真の真相──。

 オレンジの花が連なった、ハワイ伝統の首かざり「レイ」を仲よく首からさげ、にっこりと記念写真におさまる大谷翔平(30才)・真美子(28才)夫妻。写真には愛犬のデコピンも加わり、一見すると、彼らのガーデンウエディングかと思わせるような一幕だ。

 そんな世界的カップルの冬場の拠点「ウインターハウス」になると噂される、ハワイの高級別荘が無事に着工式を迎えた。しかし、ふたりの笑顔とは裏腹に、リゾートを巡る不穏な様子も浮き彫りとなった──。

 2月22日(日本時間23日)、大谷が購入したハワイの別荘の不動産開発会社が公式サイトで、リゾートの着工式の様子をアップした。そこに登場したのは、笑顔で式典に臨む大谷と真美子夫人、そしてデコピンだった。着工式が行われたのは今年の1月4日で、大谷夫妻のほかにハワイ州知事やハワイ郡長、ハワイ島の郡政府の主要メンバーも出席したという。

 昨年4月、本誌『女性セブン』の記事で明らかになった大谷のハワイリゾート購入。当初は、世界的なスーパースターである大谷がハワイにも拠点を持ったことが羨望の的となり、大きな話題を呼んだ。

 大谷がオフシーズンを過ごす場として選んだのはハワイ島にある別荘地。東京ドームの約1.5倍に当たる広大な土地が14の区画に分譲されて、1区画の敷地面積は1エーカー(約4000平方メートル)もの広さになる。

 一流の建築家とデザイナーが手がける建物の平均床面積は650平方メートル。気になる販売価格は1棟約1700万ドル(約25億円)で、大谷は中央に位置する特に広い土地を購入し、敷地内には打撃や投球練習ができるトレーニング施設を併設する予定だ。ここまで聞くと絵に描いたような夢の別荘だが、このお披露目式を巡ってどうやら一悶着あったようだ。

「不動産開発会社がアップした着工式の様子は、日本のメディアにも取り上げられ、大きなニュースとなりました。しかし、報道から1日も経たないうちに、ホームページから多くの写真が削除されてしまったのです。

 大谷選手や真美子さん、代理人のネズ・バレロ氏が、現地の要人やデベロッパー関係者とパーティーで談笑する様子や、シャベルを手に記念撮影した写真が10枚近く掲載されていたのですが、忽然と消えてしまった。大谷選手サイドの意向ではないかといわれています。そもそも大谷夫妻の写真をホームページに掲載する約束をしていなかったのかもしれません。せっかく夢のリゾートが着工にこぎ着けたのに、出鼻をくじかれる格好となり、大谷選手も歯がゆい思いをしているでしょう」(在米ジャーナリスト)

大谷が購入したハワイリゾートの完成イメージ

大谷が購入したハワイリゾートの完成イメージ

大谷人気にあやかって日本の富裕層にもアピールか

 不穏なことはそれだけではない。

「当初、完成予定は今年7月と伝えられていましたが、1月にようやく着工式を迎えたということは、工期が遅れているのでしょう。入居開始は2026年以降という話もあり、このままでは大谷選手が今年のオフシーズンをハワイで過ごせるかどうかも微妙です。

 しかもアップされた着工式の写真からは、周囲一帯がいまだ手つかずの荒野の状態である可能性もうかがえます。水道、電気といった基本インフラもまだ整っていないかもしれません」(ハワイの不動産関係者)

 リゾートは大谷が購入者第1号だったが、大谷の購入が明らかになってから1年近く経つものの、2月24日現在で契約が成立しているのは14区画のうち6区画とみられる。リゾートのセールスを担当する販売会社は、これまで以上に「営業」に力を入れているようだ。

「大谷選手が購入した土地の両サイドこそ売約済みとなっていますが、いまだ半分以上が販売中です。

 大谷選手の所属するドジャースは、3月18日に東京ドームで開幕戦を迎えます。このドジャースの日程に合わせるかのように、販売会社による東京でのセールス説明会が企画されていると聞きます。大谷選手の人気にあやかって日本の富裕層にリゾートをアピールしたいのでしょう。場所などの詳細は明らかになっておらず、説明会では大谷選手から『ぼくのお隣さんになってください』といった宣伝メッセージが流れるのではないかという噂もある。

 さらに最近、これまでの販売会社だけでなくアメリカの大手不動産開発会社もこのプロジェクトに加わったようで、冒頭の着工式の様子をアップしたのは、この新たな会社のホームページでした。後に写真を削除したことから営業に熱心なあまり、宣伝活動で“勇み足”があったのではないでしょうか」(別のハワイの不動産関係者)

 そもそも最初から、このハワイリゾートに関連した大谷の露出は際立っていた。昨年4月の本誌報道後、販売会社のホームページには大谷が大々的に登場するようになり、「パラダイスを見つけました」「ここは特別な場所」とリゾートの魅力をアピールした。

 数々のCMに出演する大谷の広告料は破格で、コーセーが10億円、ニューバランスが40億円ともいわれ、肖像権も厳格に守られている。そんななか、販売会社のホームページに大谷の動画や写真が多数掲載されることに驚く人も多かった。さらにハワイをよく知る現地の人たちの間からは、「なぜ、あの土地を」という声もあがる。

「大谷選手が購入した別荘地は、美しい海岸から車で10分ほど内陸へと進んだ先にあるエリア。ハワイ島には『クキオ』『フアラライ』『ホクリア』『コハナイキ』という4つの超高級会員制リゾート地が存在し、多くのハリウッドセレブが別荘を所有していますが、大谷選手があえて手つかずのエリアを選択したことを不思議がる声もありました」(前出・ハワイの不動産関係者)

 背景には、大谷の代理人であるネズ・バレロ氏の存在があるという。

「そもそも大谷選手が別荘を知ったのは、バレロ氏の人脈を通じてでした。彼が盛んにリゾートのPRに協力するのも、“バレロ案件”だからかもしれません。いくらハワイ好きの大谷選手とはいえ、身重の真美子さんを連れ出して着工式に参加するのはかなり特別な対応ですが、公私に世話になるバレロ氏肝いりの案件となれば納得です。実際、削除された一連の写真にはバレロ氏の姿もバッチリ写っていました」(前出・別のハワイの不動産関係者)

 メジャー屈指の戦力を誇り、優勝は既定路線ともいわれる今季のドジャース。「10連覇したい」と公言する大谷だが、さらなる活躍を見せれば“ご近所さんになりたい”とリゾート購入を望む人も増えるはず。別荘の販売会社は、今季の大谷が打者と投手に加えて、広告塔としても威力を発揮する「三刀流」を期待しているのではないか。

女性セブン2025313日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
殺人容疑にかけられている齋藤純容疑者。新たにわかった”猟奇的”犯行動機とは──(写真右:時事通信フォト)
〈何となくみんなに会うのが嫌だった〉頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の知られざる素顔と“おじいちゃんっ子だった”容疑者の祖父へ直撃取材「ああ、そのことですか……」
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《美女モデルと不倫》妻・観月あこに「ブラックカード」を渡していた錦織圭が見せた“倹約不倫デート”「3000円のユニクロスウェットを着て駅前チェーン喫茶店で逢瀬」
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
新キャストとして登場して存在感を放つ妻夫木聡(時事通信フォト)
『あんぱん』で朝ドラ初出演・妻夫木聡は今田美桜の“兄貴分” 宝くじCMから始まった絆、プライベートで食事も
週刊ポスト
不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン