スポーツ

【出産休暇「わずか2日」のメジャー流計画出産】大谷翔平、育児や産後の生活は“義母頼み”となるジレンマ 長女の足の写真公開に「彼は変わった」と驚きの声

父親として愛する家族のために奮闘した大谷翔平(写真/Getty Images)

父親として愛する家族のために奮闘した大谷翔平(写真/Getty Images)

 真美子夫人の出産でチームを離れ、長女の誕生を見守った翌日にはスピード復帰。父親として愛する家族のために奮闘した大谷翔平(30才)は、祝福の声が上がるなかでスター選手ゆえの葛藤を抱えていた──。 

《大谷ファミリーへようこそ! 愛する妻が健康で美しい娘を産んでくれたことに、心から感謝します》 

 4月20日(日本時間、以下同)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(30才)は、自身のインスタグラムで赤ちゃんの小さな足に夫婦で手を添えた“3ショット”を公開。真美子夫人やドジャース関係者らへの感謝の言葉とともに、長女の誕生を報告した。SNS上には祝福コメントがあふれ、ドジャースの試合を中継していたテレビ画面には、「大谷に長女誕生」と速報が流れた。日米が祝福ムードに包まれているが、その裏では、出産に向けて精密で万全のスケジュールが組まれていた──。 

 アメリカのメジャーリーグには、選手が夫人の出産に立ち会うために、最長で3日間の休みが取れる「父親リスト」という産休制度がある。大谷も同制度を利用し、敵地・テキサスでの試合を欠場することが19日に発表された。突然の発表にファンやメディアは大騒ぎとなったが、チーム内の雰囲気は穏やかだったという。 

「選手たちは数日前から、“テキサスではショウヘイ抜きで戦うことになるね”と話していたんだ。実はドジャースには選手だけのグループチャットがあって、ショウヘイはそこで出産予定日を伝えていたみたいだ。 

 最近の彼はロッカールームでスマホを手にする時間が増えていた。マミコと連絡をとっていたのだろうね。お腹のベイビーが気になっている様子だったから、報告を受けた選手たちは、ついにそのときが来たんだなという感じだったよ」(ドジャース関係者) 

 いくら認められた産休制度とはいえ、責任感の強い大谷はチームを離れることに葛藤があったという。そこで考えられたのが、“メジャー流の計画出産”だった。アメリカではあらかじめ出産日を決め、陣痛促進剤で陣痛を促して出産する「計画無痛分娩」を選択する妊婦が多数を占める。 

「メジャーの試合日程は10連戦を超えることも珍しくありません。でも大谷選手が産休に入ったテキサスでの試合は、同一チームとの3連戦の前後に1日ずつ移動日がある“変則スケジュール”。3日間の産休と合わせれば、最大で5日間チームを離れることができる日程だったんです。 

 不測の事態が生じてもチームへの影響を抑えて、少しでも長く真美子さんのそばに滞在できるスケジュールを組んだとみられています。出産の1か月ほど前から考えられていたとか。責任感と家族愛の強い大谷選手らしい選択だとして、現地では話題になっています」(在米ジャーナリスト) 

関連キーワード

関連記事

トピックス

太田房江・自民党参院副幹事長に“選挙買収”工作疑惑(時事通信フォト)
【激震スクープ】太田房江・自民党参院副幹事長に“選挙買収”工作疑惑 大阪府下の元市議会議長が証言「“500万円を渡す”と言われ、後に20万円受け取った」
週刊ポスト
2024年5月韓国人ブローカー2人による組織的な売春斡旋の実態が明らかに
韓国ブローカーが日本女性を売買春サイト『列島の少女たち』で大規模斡旋「“清純”“従順”で人気が高い」「半年で80人以上、有名セクシー女優も」《韓国紙が哀れみ》
NEWSポストセブン
村上信五とマツコ・デラックス
《不適切編集謝罪も街頭インタビュー継続》『月曜から夜ふかし』は存続できるのか? 問われる根本的な問題「一般人を笑い者にする演出」「笑いの手数を追求するスタッフのプレッシャー」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
国技館
「溜席の着物美人」が相撲ブームで変わりゆく観戦風景をどう見るか語った 「贔屓力士の応援ではなく、勝った力士への拍手を」「相撲観戦には着物姿が一番相応しい」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【20歳の女子大生を15時間300万円で…】男1人に美女が複数…「レーサム」元会長の“薬漬けパーティ”の実態 ラグジュアリーホテルに呼び出され「裸になれ」 〈田中剛、奥本美穂両容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン
前田亜季と2歳年上の姉・前田愛
《日曜劇場『キャスター』出演》不惑を迎える“元チャイドル”前田亜季が姉・前田愛と「会う度にケンカ」の不仲だった過去
NEWSポストセブン
フィリピン人女性監督が描いた「日本人の孤独死」、主演はリリー・フランキー(©︎「Diamonds in the Sand」Film Partners)
なぜ「孤独死」は日本で起こるのか? フィリピン人女性監督が問いかける日本人的な「仕事中心の価値観」
NEWSポストセブン
timelesz加入後、爆発的な人気を誇る寺西拓人
「ミュージカルの王子様なのです」timelesz・寺西拓人の魅力とこれまでの歩み 山田美保子さんが“追い続けた12年”を振り返る
女性セブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《私が撮られてしまい…》永野芽郁がドラマ『キャスター』打ち上げで“自虐スピーチ”、自ら会場を和ませる一幕も【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
電撃引退を発表した西内まりや(時事通信)
電撃引退の西内まりや、直前の「地上波復帰CMオファー」も断っていた…「身内のトラブル」で身を引いた「強烈な覚悟」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 自民激震!太田房江・参院副幹事長の重大疑惑ほか
「週刊ポスト」本日発売! 自民激震!太田房江・参院副幹事長の重大疑惑ほか
NEWSポストセブン