「ミュージカルの王子様なのです」timelesz・寺西拓人の魅力とこれまでの歩み　山田美保子さんが“追い続けた12年”を振り返る

　オーディションを経て、timeleszのメンバーとなった寺西拓人（30才）。その活動を長きにわたって追ってきたのが、放送作家でコラムニストの山田美保子さんだ。山田さんが、寺西に魅力とこれまでの歩みについて綴る。

「ダンスがうまい」と先輩グループから言われ続けた

“タイプロ”（timelesz project）の結果が発表された今年2月15日。わが推し・寺西拓人くんのメンバー入りを確認し、夢心地のままパソコンを開いて「寺西拓人」をポチって加入したtimeleszファンクラブの会員証が5月7日、やっと届きました。

　遅延連絡はメールでもらっていましたし、会員証が手元になくたって、彼らのリリースは頻繁に届き、8人が揃う音楽番組やバラエティー番組を追いかけられる日々はとても幸せでした。

　それでも集合写真の中段右で寺西くんが微笑む会員証の画像には、改めて彼が長年熱望していたグループ加入が叶ったことを確認。温かな気持ちになりました。

　私が寺西くんを“発見”したのは2013年10月期、佐藤勝利くん（28才）初主演のドラマ『49』（日本テレビ系）。

　テニス部のキャプテン、沢村省吾役の寺西くんは178cmの高身長で上下白のユニホームがめちゃめちゃ似合っていたうえ、塩顔もワタシ好みで、画面ではドラマの演出とは異なる種類のスポットライトが当たっているかのようでした。