すでに2人は薬物摂取により意識が朦朧としている状態だった
2~3回目も行為自体は、初回とほとんど変わらなかったが、3回目には、大麻以外の薬物を吸引させられて意識がもうろうとするなか、田中容疑者におもちゃを挿入され苦痛を感じたとも訴えている。
不快な思いをしつつも、昨年6月24日夕方、小西容疑者は、4回目の呼び出しに応えてしまう。このときの“薬物漬け性接待”が、今回の逮捕に繋がったというわけだ。
耳を疑うような“薬漬け性的パーティー”の詳細は、以下の記事で報じた通りだ。
【20歳の女子大生を15時間300万円で…】男1人に美女が複数…「レーサム」元会長の“薬漬けパーティ”の実態 ラグジュアリーホテルに呼び出され「裸になれ」 〈田中剛、奥本美穂両容疑者に続き3人目逮捕〉
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
小西容疑者に対してSNSなどでは“美人局ではないか”と疑う声もあるが、代理人である加藤博太郎弁護士はこう反論する。
「SNS上では小西容疑者が金銭目的だ、美人局だなどと書かれているが、6月24日の報酬はもらっていないし、決してそのような意図はありません。当日の田中容疑者の暴行はひどく、けがもしている。
私個人としては小西容疑者が共犯者として逮捕されていることに違和感があるが、小西容疑者は処罰感情の強さから、逮捕の可能性を承知の上で告訴に踏み切った。田中容疑者の被害者で、警察に相談している女性は他にも複数います」
小西容疑者の告訴状からわかるのは、“普通の女子大生”と“アンダーグラウンドな世界”を「スカウト」が繋いでいる実態だ。全国紙社会部記者によると、国も規制を進めているという。