コムズ被告主催のパーティーにはジャスティン・ビーバーも参加していた(Getty Images)
「パフダディ」「ディディ」の愛称で知られる米・ヒップホップ界の重鎮、ショーン・コムズ被告(55)が、性的人身売買や恐喝などを行なっていたとされる“フリーク・オフ”事件。その裁判が5月5日(現地時間、以下同)に始まり全米の注目が集まるなか、デビュー当時からコムズ被告と親交があったジャスティン・ビーバー(31)が、初めて事件に言及した。
コムズ被告は“フリーク・オフ”と呼ばれるパーティーの中で、おびただしい数の被害者に性的暴行を加えたと報じられている。なかには当時16歳だった少女や9歳だった少年など未成年者も含まれているとされ、男女問わず120人以上が被害を訴えている。大手紙国際部記者が語る。
「1990年代から様々なヒット作をプロデュースし、アメリカの音楽業界を牽引してきたコムズ被告は、芸能界において多大な影響力を持っていました。1990年代後半から2000年代にかけては、“ホワイトパーティー”と称したセレブ限定のパーティーを主催し、世界的に有名な大物セレブも多数参加していたと報じられています。このパーティーの延長線上で行われていたとされるのが、“フリーク・オフ”という性的パーティーです。