猿岩石時代の森脇和成と有吉弘行
『アメトーーク!』の風貌は“演出”
過酷だったヒッチハイクの旅。そうしたなか、心を奪われた女性がいたそうだ。
「タイにあるとんかつ屋さんに住み込みでアルバイトさせてもらったことがあるんですが、そこで働いていたレイさんって女性がすごくかわいくて、恋心を抱いていました。
別の番組の企画で、タイまでレイさんに会いにいき、プレゼントで似顔絵を渡したこともありました。実は、タイにいくたびにそのとんかつ屋さんを訪れていたんですが、1年ほど前にお店がなくなってしまって、寂しさを感じましたね」
そんな森脇、芸能界引退後は夜のサパークラブを経営するなど、実業家として活躍していた。
「『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出た時は、青年実業家なんて持て囃されて、グレースーツにメガネ姿で、『白い雲のように』を歌いながらサプライズで有吉の前に登場しました。今だから言えますけど、あれはお金持ちぶった演出だったんです(笑)」
そんな有吉との気になる“現在の関係”についてはこう語った。
「今まったく、絡みはないですね。別に仲悪くはないですけど、向こうは売れっ子芸人で、そもそも会う用事がないですから(笑)。もともとコンビの時からプライベートで会うこともなくて、飲みに行くのは番組の打ち上げくらい。
有吉が大ブレイクしたことについてもよく聞かれるんですけど、有吉はもともとあんな感じで才能のあるやつだったから、やっと世間が気づいたな、と。猿岩石が売れていた当時は、キャーキャー言われてアイドルのようになってしまったので、有吉は違うことやりたいよね、ガラじゃないもんなと思っていました」