2024年には歌手として再デビュー
「あいつはお笑いが好きで芸能界に入った」
2024年には歌手として再デビュー。NHKの『紅白歌合戦』に出場し、有吉と共演したいとも話した。
「実は『白い雲のように』が大ヒットしたものの、リリース時期が12月21日と紅白の放送日と近かったので、当時は出演できなかったんです。だから今でも、紅白に出たい気持ちは変わらずにあります。司会が有吉で、僕が歌ったら面白くないですか? 今となっては歌のおかげで売れたという気持ちがあるので、イベントなどでこうして歌わせてもらえるのは嬉しいですね。実は今日、人前で初めてひとりで歌うんですよ。有吉の部分、歌えるかな。リハーサルもやってないし、大丈夫かな。ヤバい、すげー緊張する!」
こう照れながらも、森脇は当時と変わらぬ歌声を披露し、観客を魅了していた。歌唱を終えて、森脇は最後にこう答えた。
「僕は学生時代、バンドもやっていたから歌は得意なほうでしたが、あいつはお笑いが好きで芸能界に入ったから、当時はいきなり歌を歌わされて戸惑っていたんじゃないかな。またいつか、有吉と一緒に歌えたらいいですけどね」
“じゃないほう”だった男の挑戦はまだまだ続く。
◆取材・文/佐藤ちひろ(ライター)
衣装協力/AKO Instagramはhttps://www.instagram.com/ako_dress_/profilecard/?igsh=eHRzdWJtZHB5dmJy