黒のパンツ姿で農作業をするローラ(本人インスタグラムより)
村では珍しい雑穀農園
新潟県北東部に位置する関川村。東京駅から新幹線で新潟駅へ、そこからさらに車を走らせること約1時間。風景は次第に都市の喧騒を離れ、目に映るすべてが鮮やかな緑に染まっていく。
ここにはローラが月に1回通って農業を学ぶA農園がある。実際、近隣に住む女性は近くでローラを見かけたことがあるという。
「6月の上旬ごろにお見かけしました。黒のショートパンツみたいなのをはかれていて、すごくスタイルが良くて、やっぱりオーラが違いましたね。芸能人っていう感じ。でもすごく笑顔で、楽しく作業をされていたのが印象的でした」
ローラはInstagamで〈祖先が眠る新潟で、雑穀やお米、野菜さん達を畑で耕すことを決めました〉(3月17日)と報告しているが、A農園は雑穀と野菜を育てているという。近隣で農業に従事する80代の男性が口を開く。
「ああ、あそこの農園かい。ここら辺は米や野菜を作っている農家がほとんどだけど、あそこは珍しく雑穀を専門的に栽培しているんだよ。なんでも、そこのお父さんがアメリカで新しい農業を学んできたとかでね。近くで雑穀を育てているのはあそこだけ。
正直、わしらもどうやって食べるもんなのか、よく分からんよ。農協であの農園の関係者を見かけることもないから、自分たちで直接売ってるんじゃないのかな。
だけど、週末になると若い人たちがよう来とるよ。体験会かなにかをやっているみたいでね。長野、富山、いろんなナンバーの車が停まっとる。子ども連れの家族も多くて、いつも賑やかだよ」