福井放送局時代から地元人気が高かった大谷舞風アナ(NHKの公式ホームページより)
NHKのエースアナと言われた和久田麻由子アナ(36)が第2子の産休に入って1年あまり。この間、和久田アナと並ぶ人気を誇った桑子真帆アナ(38)は担当番組が『クローズアップ現代』のみと露出が少なく、次期エースと呼ばれた中川安奈アナ(31)は3月末で退社するなど、局の“顔”となる人材が不在の状況が続いている。
しかし、ここにきて「和久田アナの再来か」と評価される逸材が現われたという。
「『おはよう日本』のキャスターを務める大谷舞風アナ(27)です。2020年に入局して福井放送局に配属され、昨年4月に東京アナウンス室に異動となった。NHKのアナウンサーは地方の放送局を2~3か所回ってから東京に来るのが通例で、福井からいきなり東京凱旋、しかも入局わずか4年というのは相当早い」(NHK関係者)
女性アナに詳しいライターの島本拓氏が言う。
「関西学院大学の学生時代から芸能事務所に所属してタレント活動をしていたこともあり、物怖じしない度胸がある。スタジオでの原稿読みも落ち着いています。福井放送局時代は能登半島地震(2024年1月)の中継や高校野球のレポートまで幅広くこなしていた。
報道キャスターとしての実力も評価されており、東京アナウンス室が早くから目を付けていたようです」
学生時代は甲子園球場でビールの売り子のアルバイトもしており、1日に198杯売った記録もあるという大谷アナ。中高時代はコーラス部に所属。全国大会常連の超強豪校で、練習はスパルタだったという。
「努力家でガッツもある。スタッフからの評判も上々です。振り返れば和久田アナも東京異動後の初担当番組は『おはよう日本』でした。そこで実力を付けて一気にエースに上り詰めた。大谷アナも同じレールに乗っているといえるでしょう。和久田アナと同じく、ゆくゆくは夜の報道番組などを担当し、NHKの顔として活躍していくのではと期待されています」(別のNHK関係者)
絶対エースに続く新たな女神になれるか。
※週刊ポスト2025年7月11日号