現場にはもみ合った形跡が残されていた(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
現場に残った”犯行の形跡”
「午前1時前くらいかな、うちの店の前から突然、『ギャー!!』という女の子の悲鳴が聞こえて……。その後、店から2〜3人の人たちが走って逃げていった後、声が途絶えました。おそらく、他のスタッフの女の子たちも逃げ惑っていたんだと思います。男のものらしき声は聞こえなかったけど、怖くて外には出られなかった」
真夜中に響いた竹内さんらのものと思われる悲鳴──。前出の大手紙社会部記者によれば「2人はいずれも刺し傷が複数か所に及んでいる」というが、現場付近にはその犯行の“凄惨さ”を物語る形跡も残されていた。近隣に住む人物が話す。
「事件が起きた日の朝7時くらいに新聞を取りにいったら、玄関先に血のついた黒い服の切れ端がたくさんあったのよ。たぶん、あそこのガールズバーの制服みたいなものだと思うんだけど、その布の上に大量の血がついていました。そういう目立つ血痕みたいなのが、うちの玄関先から店の方まで5か所くらいあったかな……。
あとお店の前には、切れ端と同じ黒色のミニスカをはいたスタッフたちが5人くらいいたよ。ショックなのか、取り調べに疲れたのかわからないけど、意気消沈した様子で、集まってタバコを吸って立ち尽くしていた。犯行時の悲鳴とかは聞こえなかったけど、本当に気味が悪いわね……」