「『包丁持ってこい、ぶっ殺してやる！』と…」山下市郎容疑者が見せたガールズバー店員・伊藤凛さんへの”激しい憤り“と、“バー出禁事件”「キレて暴れて女の子に暴言」【浜松市2人刺殺】

アフターで伊藤さんと夜の街に

「8か月くらい前、雰囲気からして店のアフターだったんだと思いますが、一緒に来店されました。お互いを『りん』『山下』と呼び合っていて、楽しそうにお酒を飲んだりカラオケを歌ったりしていましたよ。

　その日、うちの店が終わった後にも、外で2人が一緒にいたのを見かけています。遠目から見ても、仲は良さそうな感じでした。でも、付き合っているというのは一度も聞いたことがないから、客と店員以上の関係性ではなかったんじゃないでしょうか」

　店外でも飲食をする仲だった2人。親密そうな様子は見せていたものの、周りからはあくまで“飲み屋の付き合い”と認識されていたようだ。そんな山下容疑者だが、ひとりで酒を飲む際には身の上話を漏らすこともあった。

「山下さんには離婚した奥さんがいて、お子さんもいると聞いています。実のお父さんとは絶縁していて、お母さんにも『お前はぶっ飛んでいる』と言われ、両親と会っていないと本人が話していました。唯一、近くに住んでいるお姉さんの旦那さんとは仲が良いらしくて、たまにお店まで迎えに来ることもあった」

　一方、店内で声を荒らげる場面も少なくなかったという。バーの従業員が続ける。