TBS・山本恵里伽アナウンサー(31)
TBSの報道番組をめぐり、政党が名指しで抗議するという異例の事態が起きている。その中心にいる人物のひとりが、同局の山本恵里伽アナウンサー(31)だ。
事の発端は、7月12日に放送された『報道特集』(TBS系)。番組は冒頭で「争点に急浮上“外国人政策”に不安の声」と題し、「日本人ファースト」を掲げる参政党を紹介。この放送の終盤、山本アナは以下のように語りかけた。
「実際、外国籍の人とまったく関わらずに生活している人って実はほとんどいないと思うんです。学校の友達だったり、職場の同僚だったり」「自分の一票がひょっとしたらそういった身近な人たちを脅かすものになるかもしれない。これまで以上に想像力を持って投票しなければいけないなと感じています」
この発言が、特定の政党への投票をためらわせる意図があるのではないかと波紋を呼び、『TBSアナウンサー公式インスタグラム』には、『怒りを覚えた』などのコメントが殺到した。
参政党は「番組の構成・表現・登場人物の選定等が放送倫理に反する」「不当な偏向報道」であると猛抗議。放送内容の訂正を求めるとともに、放送倫理・番組向上機構(BPO)にも意見を提出する事態にまで発展している。