森下千里衆院議員(時事通信フォト)
いよいよ動き出した高市早苗政権。自民党衆議院議員の森下千里氏(44)は、環境大臣政務官に就任し、〈高市内閣の一員として、自覚と危機感を持ち、美しい自然と安心して暮らせる地域を、次の世代に繋ぐために全力で働いて参ります〉とX(旧Twitter)に意気込みをつづっている。初の政務三役就任で、この先、温暖化や資源から、直近で増加傾向にあるクマ被害に関する問題など、日本の環境問題の解決に向けて取り組んでいくことになる。
森下といえば、かつてはレースクイーンやグラビアモデルとして活躍し、“女豹ポーズならナンバーワン”とまで称えられた元タレント議員だ。2019年末で芸能界を引退して政治家に転身して以降、ついに要職をつかんだ。
政治ジャーナリストが、森下の歩みを振り返る。
「本人は愛知県名古屋出身ですが、2011年の東日本大震災で被災地を訪問したことをきっかけに政治家を志すようになったといいます。2021年3月に自民党宮城5区の公認候補として内定し、同年4月、石巻市に移住もしました。
住宅街や商店街、漁港など選挙区内のあちこちを巡り、“辻立ちクイーン”と話題に。昨年10月の衆議院選挙で念願の初当選を果たしました」
