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《「既婚者マッチングアプリ」の市場拡大》「AIと人間の目視で悪質ユーザーを監視」「顔写真に自動でボカシ」…トラブルを避けて安全に利用できるサービスの条件とは

注目を集める「既婚者マッチングアプリ」(イメージ)

注目を集める「既婚者マッチングアプリ」(イメージ)

 今や男女の出会いの主流となったマッチングアプリ。約5年間で運営会社は約6倍に増え、利用者も多様化した。そうしたなかで増えているのが既婚者限定の利用を謳った「既婚者マッチングアプリ」だ。アプリでの出会いに詳しいライターの亀山早苗氏が解説する。

「大手数社のアプリだけでも利用者数は150万人を超えます。どのアプリも不倫や性的な目的ではなく、趣味が合う友人や飲み仲間を作ろうというのが目的。同じ既婚者の立場だからこそ悩みや要望を理解し合う関係を築けるということで急速に利用者が増えています」

 とはいえ、パートナーがいる場合は様々なトラブルに注意が必要だ。既婚者マッチングアプリに詳しいライターの相川翔子氏が言う。

「安全性を求める際に重要になるのが『身内にバレない』『身元がバレない』『詐欺などに誘導する業者(サクラ)がいない』という3要素です」

 相川氏はそうした不安に配慮されたアプリとして「カドル」「既婚者クラブ」「ヒールメイト」の3つに注目する。

「いずれも“アプリ”とは言うものの、スマホにダウンロードするのではなく、Webサイトを利用することが大きな特徴です。従来のアプリはスマホの待ち受け画面にアイコン(小さな画像)が表示されるので、パートナーにスマホを見られたら『変なアプリを入れてるじゃない!』とバレるリスクがありますが、Web版であればその心配が少ない」

 利用法はどれもシンプル。原則、サイトを開いて会員登録したら相手が表示されるので、気になった相手にアプローチする。マッチングが成立したあとは2人でのやり取りに移行する手順だ。

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