問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
波紋が広がる小川晶・前橋市長(42)のラブホ通い騒動。部下である市幹部の既婚男性X氏と10回以上のラブホ通いを認めながら、「男女の関係はない」と釈明を繰り返している。そうした姿勢の小川市長を擁護する声が出始める一方、いま改めて“市長の資質”が問われている――。【前後編の前編】
第一報から約3週間後の10月13日、小川市長は市内のホテルで「市民との対話集会」に参加した。
市長選で小川氏を支援した有志が主催したもので、予約した市民が集まって午前と午後の計6回、非公開で行なわれた。
その場で市長は従来通り「ホテルには行ったが男女関係はない」と繰り返したといい、進退については「早めに決める」と説明しつつも時期は明らかにしなかったという。
「対話集会の参加者のなかには『直接聞いて納得できた。引き続き市政を担ってほしい』などと続投を支持する声があったと報じられました。小川市長を応援する署名活動が進んでいるとの報告もあったといい、続投を前提とする姿勢と受け止められている」(市政関係者)
これまでの取材でも、小川市長は一部から熱烈な支持を受けている様子が窺える。市のある関係者は、「市長は“男ウケ抜群”で、ちょっと魔性なところがある」と語った。
「長澤まさみ風のショートカットがよく似合い、とても愛嬌のある方。県議時代に発行していた後援会会報誌は、表紙で季節に合わせた着物姿を披露するなど、往年のアイドル雑誌のようでした。
とても気さくで、会話中に相手の腰に触れるなどボディタッチも多い。地元に彼女のファンは多く、“ガチ恋”のようになる支援者も一部にいた」