小学1年生・長男と年中・長女の2児の母として子育てに奮闘している
「子どもたちは朝6時に起きるので、2時間くらいは自由な時間ができるので、その日の夕飯作ったりとか、ピラティスで体を動かしてコーヒーやミルクティーを飲んだりとか、誰もいない朝の時間を有効に使うっていうスタイルを確立しました。
日付が変わる前に寝ると、身体の軽さが全然違うんです。早朝に配信番組の恋愛リアリティショーを見たりしています(笑)。料理やお洗濯などの家事は私が担当することが多いですが、子どもの寝かしつけは2人でして家族4人で寝ています。私が仕事でいない時は夫が代わりに全部やってくれます」
──ご主人も平日の20時半に家族と一緒に就寝するなんて、夫婦円満の秘訣は?
「今が一番仲がよくて、もともと夫婦喧嘩はあまりしないほうだったんですが、第1子の出産直後と第2子の出産直後は一番喧嘩してましたね。親になって私は変わっているのに、夫が変わらなさ過ぎて摩擦が起っちゃったんですね。
私は仕事もできないし、朝から晩まで外出もできない状況の中、夫は自分の生活をなかなか変えられなかった。何度も話し合いもしたんですけど、変わらなくて……」
──どうやって向き合ったんですか?
「息子が1歳半くらいの時に思い切って泊まりロケの仕事に行ったんです。それまでは難しいかなって心配だったんですけど、結果的に行ってよかったです。仕事から帰ってきたら、夫が子育ての大変さを身にしみてわかったみたいで、その日を機に変わってくれました」
──ご主人の意識も変わり、育児は順調ですか?
「いえいえ、子どもの“イヤイヤ期”の当時はすごい悩んで、自分の“イライラ期”みたいな感じだったんです。その時の子育ての悩みは出演していた『すくすく子育て』(NHK Eテレ)に助けてもらいました。番組で取り上げる悩みが全部うちで起こってることとほぼ同じで、毎週専門家の方に説明してもらって、いろんな引き出しを見せてもらいました。
私はもともと子どもが好きで保育士になりたかったので、この業界で子どもと関わる仕事を担当するのも目標だったんです」
──育児をしていて最近の悩みはありますか?
「小学生になって3カ月くらいに長男が妹に意地悪をするようになったんです。環境が変わってストレスもあったと思うんですが、急にデコピンをしたり、叩いたりしていて、『なんでそんなことするの!』って、何度もすごく叱ったんです。
すると、それまでは自己肯定感の強い子だったのに、ある日『僕ってダメな子なんだね。妹のほうが楽しそうで、いつもいいことがあって……』と、ポロっと口にしたんです」
──難しい問題です。小学生で再びやってきた“イヤイヤ期”はどう乗り越えたのでしょうか?