「早く未来に出会ってみたいですかね。多分未来も明るいなって感じです。ガハハハ(笑)」

「早く未来に出会ってみたいですかね。多分未来も明るいなって感じです(笑)」

「私が怒ってこの子の自己を否定してしまったんだなと反省して、『あなたが悪いんじゃなくて、あなたの心の中にいるモヤモヤくんが悪いんだよ』って、言い方を変えたんです。嫌なことがあったり、疲れると、人にはモヤモヤくんが出てきちゃうからお母さんに言ってねって。モヤモヤくん出てきたら、お母さんとぎゅーっとしたり、お母さんやお父さん話すとモヤモヤくんはお空に飛んで行くんだよって。それからすごくニコって笑顔になって、モヤモヤくんが出てきたら教えてくれるようになりました」

──目からウロコの子育て論ですね。母親となり、独身時代とは仕事に向き合う時の変化はありましたか?

「仕事の楽しさもよりわかるようになり、仕事と日常のメリハリがつくようになりました。『ブランチ』時代は生活の全部が『ブランチ』だったんですけど、今は家に帰ったら日常が待っていて、仕事は自分だけで集中できる時間もあるし、悲しいことがあっても仕事があることでまぎれたり、仕事で救われることも経験したので、楽しさやありがたさをより感じるようになりました」

──これから叶えたい夢などはありますか?

「改めて自分の半生を振り返って、今までで支えてくださった多くの方に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、やっぱり思ってもみなかった楽しいことがいっぱいあったなと思うので、もし今、チアで燃え尽きて人生に悩んでいた17歳の自分に伝えられるなら『思ってもない楽しいところに行き着くから大丈夫だよ』って言ってあげたいです。

 そう考えたら、きっとこの先、40代、50代、60代の自分も今予想もできない楽しいことをやってるだろうなって思うので、早く未来に出会ってみたいですかね。多分未来も明るいなって感じです(笑)」

(了。第1回から読む

文/千島絵里香(ジャーナリスト)

関連キーワード

関連記事

トピックス

〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン